2016年7月21日木曜日

July 19,2016    平成国際大学に松永先生を訪問

大学教授の松永先生、というより、私にとっては元日立茂原バレーボールチームの松永監督のほうがしっくりきます。

きょうは、午後から埼玉県大宮市のお隣の加須(かぞ)市にある平成国際大学に向かいました。現在はそこの大学で教鞭をとられている松永さんに会うためです。

私がカンボジアに出発する直前の2014年5月に東京で偶然お会いした時に松永さんから東南アジアでの指導における注意事項をアドバイスしていただきました。きょうは、その御礼と報告を兼ねて大学を訪問しました。

大学に着くと、松永さんの研究室に案内されました。そこには大学生が5名いました。ゼミを行っている最中でした。松永さんは、私にカンボジアのことを学生たちに話してくれないかと依頼されました。学生たちは3年生で、まだ海外で働くということにイメージを持っていないようでした。

その後、松永さんと私との間で東南アジアにおけるバレーボール事情の話に移りました。学生たちは我々の対話を30分ほど聞くことになりました。

その対話の中で、以下のような松永さんのプロフィールが確認できました。

松永さんは日立茂原で監督として21年間、日本リーグ(現在のVプレミア)で活躍されました。その後、1996年から2年間、東南アジアのインドネシア女子ナショナルチームの監督、次の2年間はミャンマーに国際交流基金より派遣され男子ナショナルチームを指導されました。ここで、松永さんは日立茂原を退社され、1999年から1年間はアメリカにて女子プロバレーボールの創設、アシスタントコーチとして奔走されました。2001年に日本に戻られて、上尾中央総合病院女子バレーボールチーム(現上尾メディックス)の初代監督に就任されました。

2006年に平成国際大学の教員として採用され、男女バレー部の総監督、女子バレー部の監督として現在に至っています。来年度にはスポーツ健康学部が新設されます。松永さんは、その新学部の準備委員長としても毎日多忙な様子です。

ゼミを終え、その後、女子バレー部の練習を見させていただきました。女子バレー部は、現在関東大学バレーボール連盟3部に属しています。選手に関しては、高校時代は、無名の選手ばかりですが、松永さんの指導を受けて、めきめき力を付けてきています。

練習内容は、松永さんの今までの集大成のようで、どの練習も無駄のない効率的、効果的な練習でした。私が持参したノートに4ページ分のメモを取りました。とても参考になりました。

松永さんとは、今後もお会いして、松永さんの経験を通じて、これからの日本のバレーボールを考えて行くベースにしていきたいと思いました。

バレーボールと真剣に向き合っている方たちとバレー談義をしているときが、私にとっての至福の時です。

0 件のコメント: