バレーボールの大会で、1つの県のレベルで女性のチームが予選会から参加する最大のチーム数は東京都女子高体連バレーボール専門部の約350チームと思っていたが、その上があったことを昨日目の前で見て改めて知らされた。
やまゆり杯小田急旗争奪「第35回神奈川県家庭婦人バレーボール大会」が、それである。今年は、予選からのチーム数は、なんと584チーム約10,000人である。昭和51年に277チームでスタートして、平成7年には、最大チーム数が816チームとなり、以降減少傾向にあるが、それでも大したものだ。
昨日は藤沢市にある秋葉台文化体育館にて、開会式のみが行われた。全チームがどのように入場行進するのか興味があった。なにせ1万人なんて入場行進できるわけがない、と思っていたら、各チームから2名が行進、1名が観客で荷物番というやり方であった。それでも客席は満杯であった。14日には、ここで春高バレーの準・決勝戦が開催される。女子は橘vs鶴峯、大和南vs山北と公立高校の対決である。鶴峯にはフジTVからコーチングキャラバンでヨーコ・ゼッターランドさんがコーチでベンチに入る。・・・おっと脱線しそうだ・・・。
山ゆり杯の創設者は、元全国高校体育連盟バレーボール専門部部長で県家庭婦人連盟会長でもあった又木誠八郎先生である。このことは、ひな壇でお隣に座られていた77歳の女性役員の方からお聞きした。昨日は欠席であったが、先月ご自宅で誤って転び腰を打ってしまったらしい。又木先生との思い出話をすると止まらなくなるので今回は割愛させていただく。いずれにしろ又木先生は日本のバレー界を節目節目で変えてきたお方である。
大会は、このあと県内各11ブロックにて4か月間にわたり予選会が行われる。そして各ブロックベスト8以上の88チームが、またこの秋葉台文化体育館に戻ってきて3月5日、6日と決勝大会が行われる。
小田急グループが特別協賛で、バレーボールクリニック事務局長の岩本先生と主任講師の丸山由美さんも出席されていた。岩本先生とは、2日前まで新島のソフトバレー交流大会でご一緒させていただいての再会である。本当に、岩本先生とは、月によっては、お互いの家族よりも会っている時間が多く、濃密である。
(画像は、ひな壇のところから撮った選手宣誓の模様。開会式の入場行進を終えられて仲間の選手宣誓の姿を見つめる晴れ晴れとした各チームの選手の表情が印象的でした。時には高揚感を醸し出す大会規模も必要なのだなと考えた次第である。そう言えば、10年前に私はソフトバレーの全国大会を幕張メッセに100コート作って600チームが集まろうと呼びかけたことを、ふと思い出した。移動式の支柱を持参してきたチームは参加料無料にしようとか、具体的なところまで考えていた。40歳代が一番企画力と行動力があったなあ・・・)
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