今年の会場は、千葉県の南端、房総半島にある富津(ふっつ)市を中心に木更津市、君津市にて開催される。私の住んでいる船橋から電車で1時間半かけて青掘という小さな駅に着いた。丁度、東京都代表の都立三原高校のチームと出合い、監督の野村先生のご厚意で、出迎えの父兄の車に乗せていただいた。そこから開会式の行われる富津市総合社会体育館までは10分であった。
関東大会での楽しみは、関東ブロックの各監督さんと再会できることである。関東大会そのものは、インターハイ出場につながっていないので、各監督さん達も結構リラックスしている。関東出場を目標にしているチーム、全国を目標にしているチーム、それぞれ2週間後の各都県の予選会を控えて、スタメンを変えたり、怪我人を休ませたり、普段出せない3年生をゲームに出してみたり、駆け引きがあって面白い。
開会式の始まるまでに、体育館のロビーで多くの監督さん達が挨拶を交わすのが通例なのであるが、今年の会場のロビーは、8人も椅子に座れば一杯になるぐらいの狭さであった。先に八王子実践の菊間先生が座った。そして、その脇には遠慮されたか、パラパラと2人ぐらいしか監督さん達は座らなかった。そして会話も少なかった。
私の方は、玄関口で監督さん達と挨拶を交わし、情報交換もできた。転勤などで監督の交代もあり、若い監督さんも増えた。初出場が4チームある。東京都の都立東京、都立狛江、都立城東と神奈川県立湘南台と公立高校が夢を達成した。この背景にあるのは、昨年度から始まった公立高校授業料無償化の影響もある。私学にも、家庭の収入により授業料援助はあるものの、公立高校は年間授業料の約12万円が無償になるのは家庭にとって魅力である。
最多は東京都の共栄学園の52回であるが、八王子実践の51回は菊間先生一代での記録なのでこれは凄い。共栄学園は初代の山城先生と現在の大田先生のお二人での記録である。菊間先生の記録は、恐らくブロック大会では日本一の記録であろう。
開会式が始まって、すぐさま帰りの電車に乗るために、タクシーを呼び体育館を出た。今夜は、我がママさんバレーチームの練習試合が待っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿