2015年2月27日金曜日

26,Feb.2015 全日本女子バレー選手がドーピング違反

 
全日本女子選手がドーピング違反で処分された。誠に残念な事態である。
 
以下、共同通信の記事から引用する。
 
「日本バレーボールリーグ機構は26日、ぜんそくの治療薬を服用したことによるドーピング違反でプレミアリーグ女子、NECの日本代表、大野果奈(22)に1月7日から2カ月間の資格停止処分を科したと発表した。発覚後に暫定的な処分を受け、試合には出ていない。
 大野は昨年12月の全日本選手権期間中に日本アンチ・ドーピング機構(JADA)による検査で、気管支を広げる作用がある禁止薬物ツロブテロールが検出された。大会中にチーム外部の医師が処方した薬を服用した。JADAによると、この医師は日本バレーボール協会によるドーピング防止の研修を受けていないという。
 大野は速攻を得意とするミドルブロッカーとして、昨年の世界選手権に日本代表として出場した。リーグ機構の木村憲治会長は「機構の代表として責任を感じている」との文書を発表。国際バレーボール連盟で医事委員長も務める日本協会の羽牟裕一郎会長は「今回の結果を厳粛に受け止め、再発防止のための指導の徹底と仕組みづくりを行う」と協会を通じてコメントした。(共同)」

結論から言うと、管理者であるチーム、機構、協会の責任が重いと言わざるを得ない。今や、アンチドーピングはIOCはじめFIVBも優先的に取り組んでいる大きな課題である。

ここカンボジアでも、昨年韓国の仁川で開催されたアジア大会でテニス選手が、本人の悪意ではなく服用していたやせ薬が陽性反応となった。

私のチームの選手達にも再度教育しなければならない。普段どのような薬を常用しているのか、また大会当日同行する医師がドーピングに対する知識を持っているのか、防止研修を受けているのか確認もしなければならない。

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