エジプトのシナイ半島沖で起きたロシア機墜落は、乗員乗客224人全員が死亡という痛ましいことになりました。
一瞬にして、命と未来を奪われた224人の方々に哀悼の意を表します。
原因調査が行われています。パイロットの操縦ミスなのか、事故なのか、外部からの攻撃なのか?昨日は、ISが、自分たちがやったのだと声明を出しました。それが、ロケットなのか、機体に積まれた爆弾なのか。県警社が原因を、ブラックボックスや機体の損傷具合などを調査・解明中です。
原因は、他にも考えられますが、それは憶測ですので言えません。もし、そうだとすれば、そのようなことは人道的に観て、あってはならないことだからです。
最近、読んでいる本に池上彰さんの著作があります。このかたの本が読みやすいのは、平易な言葉で語りかける口調と、歴史をひも解いて元々の原因を示しているからです。
8月に日本に一時帰国した際に、書店で購入した「知らないと恥をかく世界の大問題6」「世界から戦争がなくならない本当の理由」は、一読をお勧めします。私がいまいるカンボジアで起きた内戦の元々の理由も客観的に述べられています。
そして、自宅の本棚で偶然目に入った、40年以上も前に読んだ「歴史とは何か」(E.H.カー著、清水幾太郎訳)をもう一度読もうと、カンボジアに持参しました。
グローバルな時代に生きている我々の世界では、1つの事象が、日本にも少なからず影響してきます。1973年、エジプトとシリアがイスラエルに対して先制攻撃をしたことで起きた第四次中東紛争が始まり、世界的に「オイルショック」が起こりました。日本では「狂乱物価」が起こり、トイレットペーパーや洗剤が不足するというデマが流れました。決して、よそ事ではありません。
今週末にはミャンマー(昔のビルマ)で総選挙が行われます。この結果によって、ミャンマーの政治・経済がより大きく動き出します。日系企業も注目しています。
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