スポーツ関係者も政治には関心を持っていないといけません。
スポーツと言う文化は、時の政治・経済の影響下にあります。従って、常識の範囲で自分の住んでいる大陸、国、地域に関心を持っていなければなりません。
現在、私が関心を持っている国は、日本は勿論ですが、大陸としては、中国、韓国、ブロックとしては東南アジア諸国、その中でも特に現在私が住んでいるカンボジア(2年後に総選挙)、毎朝のスカイプで英会話を教えて頂いている先生の国のフィリピン(来年が総選挙)、隣国のラオス、タイランド、ベトナムそして本日総選挙結果が出始めたミャンマー(旧ビルマ)です。
今朝、スカイプで英会話の先生とビルマの総選挙について話していると「バルマ」という言葉が聞こえてきました。「それって、どんな意味ですか?」と尋ねると、「日本人が言っているビルマのことですよ」という返事が返ってきました。
ビルマの英語はBurmaです。確かに発音は「バルマ」です。そう言えば、ギリシャの首都のアテネも日本語のカタカナ表記ではギリシャ人には通じません。アテネは、英語ではAthensと表記されています。その発音は「アスィンズ」です。フィリピンもFillippinesですから「フィリピンズ」と複数形のsを発音します。複数の理由は、フィリピンと言う国は約7,000の島々からなる国だからです。
おっと、そんな薀蓄(うんちく)よりも、ミャンマーのことでした。
総選挙結果は、まだ公式発表は出ていませんが、アウン・サン・スー・チーさんが党首の野党が政権を握れる議席の半数以上を占める勢いだそうです。最終結果は、2,3か月後に出るということです。時間が掛かる理由としては、開票に公正を期するために1票1票正確にカウントしてるからと言うことでした。
ミャンマーのバレーについてお話ししましょう。2年前にミャンマーで東南アジア大会が開催されました。それを契機にして、ここのところのミャンマーのスポーツ界は躍進しています。バレーボールも特に男子が飛躍的に強化されました。今年の23歳以下のアジア選手権大会では日本の大学選抜チームがミャンマー(5位)に敗北して6位でした。シニアチームのレベルは、アジアでは10番前後で、東南アジアではタイランドに次いで2番から3番手です。
日本人コーチも関わって来ました。北海道の桧山さん、最近では松永さん(平成国際大学)が国際交流基金から派遣され強化してきました。女子ナショナルチームは、198cmの選手もおり、ミャンマーが民主化されることで、ミャンマーバレー界が今後どのように発展していくのか楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿