今年ほど、スポーツ界に激震が走った年はないでしょう。
夏過ぎには、FIFA(国際サッカー連盟)のトップ役員達の贈収賄がありました。そして、昨日はスポーツ大国であるロシアの陸上競技連盟、国内ドーピング検査研究所、警察、つまり国ぐるみでのドーピング疑惑が発生しました。
始まりは、2014年の内部告発からでした。(ドイツのテレビ局に告発したステパノワ選手は、検査所の元職員だった夫とともにカナダに政治亡命を申請しています)今後の成り行きいかんでは、来年のリオ・オリンピックにロシアの陸上選手が出場できなくなる事態も想定されまする。
年々高度化するスポーツ界。そして、そこに勝利至上主義が、またそろりと入ってきました。勝つためには、ルールを犯しても良い、バレなければよい、赤信号皆で渡れば恐くない、など・・・昔の東ドイツのドーピングによる選手改造強化策を思い出しました。
私個人としては、ロシアが組織をあげてのドーピングを推奨しているとは思えません。一部の選手達が個人的に行ったものであるように願っています。そうでなければ、スポーツの崩壊的な危機です。
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