成績は、バンコク市内で16歳以下の部で第2位とのことです。彼女たちが来てくれたので、この2日間、モデルを務めてくれた30歳代の受講者たちも、やれやれ解放されたとばかりホッとした表情でした。
(午前中は、チューブを用いたレジストレーション(抵抗)トレーニングを30歳代の若い受講者たちがモデルになって行いました。相当、きつかったと思います。ご苦労様でした) |
この研修会での私の役割は、受講者たちが質問しやすい雰囲気を作ることです。私がさほど難しくない質問をすることで、他の受講者たちも、質問しやすくなります。
きょうの実技研修で気になったのは、指導者達のコート上におけるボールを使った指導です。どのようなレベルのチーム指導においても、指導者は、ボールを使って選手達を動かせることが必要です。今回の受講者には、ボールを使っての指導にややスキル不足を私は感じました。
ボールを実際打てなくとも(ヒッティング)、ボールを適切なところに手で投げることの技術は必要です。高度なスキルは、世界のプレーヤーのビデオを繰り返し見せることで理解してもらえます。目標としているところに、選手の能力を見極めて、適切なスピード、角度、距離、タイミングを見計らってボールを投げたり、放り上げることができれば、指導者によるボールを使った直接指導は合格です。
おっと、もう一つ、気になったのは、東南アジアではどこもそうですが、床の上にボールが転がっていても、そのボールを拾おうとしないことです。講師の中国人であるMr.ザオさんも注意しません。カンボジアのナショナルチームにも、そのことは選手がボールの上に載って転倒する原因になるので、直ぐ拾うように何度も説明したので、現在では床の上にボールが転がりっぱなしになっていることはありません。
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