2日目。日本の対戦相手は格下のカザフスタンでした。
結果は、日本 - カザフスタン 3 - 0
(25-14, 25-15, 25-11) ということでした。開催国日本は、対戦相手との日にちを決められる権利を持っているので、昨日のペルー、本日のカザフスタンと確実に勝てる相手を選択した結果です。
カザフスタンは、私も指導してみたい国の1つです。理由は、美人プレーヤーが多い、というのではなく(それも少しあるかな?)選手の素質が良いからです。英語ではポテンシャルが高い選手が多い、と言います。
カザフスタンという国は中央アジアに位置しており、アジアバレーボール連盟に所属しています。1991年に旧ソ連が崩壊したことを受け、国も独立し、バレーボール連盟を設立し、1992年に国際バレーボール連盟に加盟しました。
2008年の北京オリンピックに初出場して、その時は第8位でした。旧ソビエト時代のバレーボールを踏襲しています。監督のシャプランは、68歳。彼は、1988年にアルジェリア男子バレー監督、1991年から3年間は、私も活動していたチュニジアのクラブチームでエトワール(希望)というチームの監督もやっていました。その後、母国のカザフスタンに戻り、2007年のアジアクラブ選手権でクラブチームで指揮を執り優勝しています。
きょうの他試合の結果で驚いたのは、韓国が欧州2位のオランダをストレートで撃破したことです。韓国の主砲で主将、大黒柱のキム・ヨンギョン(Kim yeon-Koung)が、スパイクにサーブに大活躍しました。彼女は、3セットで24点荒稼ぎしました。
彼女は、2010年代の女子バレーを代表するスパイカーと言えます。2012年ロンドンオリンピックでは、第4位ながらベストスコアラー賞とMVPを獲得しています。身長192cm、年齢はまだ28歳ですから、2020年の東京オリンピックまでプレーする可能性はあります。
韓国チーム全体としては、サービスが良かったですね。サービス得点が11点でした。このことは、相手オランダのレセプションが悪いとも言えます。特にレシーバーの胸元に浮かんでくるサービスに対して両腕で作る面の使い方ができていませんでした。
オランダ - 韓国 0 - 3
(27-29, 23-25, 21-25)
明日の15日は、休養日です。
そして、16日の明日、日本はその強敵の韓国と対戦します。どうも、オリンピックへの道は、この2チームにイタリアが加わった3強で推移しそうです。そうなるとタイランドにも、オリンピック初出場の道が開けてきます。
オランダのスタメンが韓国との試合中に負傷しましたが、休養明けに出れるかどうか。まだ勝ち星のないドミニカがどのように逆襲に出てくるか、まだまだ予断は許されません。
<順位/第2日>
2-0 6 6/0 日本
2-0 6 6/2 イタリア
1-1 3 4/3 韓国
1-1 3 4/4 タイ
1-1 3 3/3 ペルー
1-1 3 3/4 オランダ
0-2 0 1/6 ドミニカ共和国
0-2 0 1/6 カザフスタン
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