2016年5月19日木曜日

May 18,2016   Women's World Olympic Qualification Tournament ーDay 4

日本とタイランドの試合は息詰まるスリリングな展開となりました。

結果は、フルセットになり、3-2で日本の逆転勝ちでした。

5セット目、タイが日本に6点差のリードをとって、ほぼ勝利を、そしてオリンピックへの出場を手中にしようとしていました。ところが、ここから日本の驚異的な粘りが始まりました。スタメンではない迫田が滞空力を生かしたスパイクで、相手ブロックの落ち際に強打を連発しました。この日、彼女は両チームを通じて最高の24点を取りました。

タイは、サブスティチューション(選手交替)時の遅延行為で、レッドカードを2枚出されました。つまり5セット目の終盤で2点を日本に献上してしまったのです。タイの監督は、今回から導入された選手交代をタブレットにタッチする方式に慣れていなかったことが原因です。監督は、タブレットが反応しなかった、と抗議しましたが、受け入られませんでした。

日本 - タイ 3 – 2 (20-25, 25-23, 23-25, 25-23, 15-13)

日本は、これでオリンピック出場の道が大きく開けました。反対にタイランドは、残り3試合を全勝して、日本が残り試合を全敗しなければ、道は開けてきません。

本日は、大会休養日。日本にとっては、明後日のドミニカ共和国戦に勝利すれば、残り2試合はヨーロッパのチームですので2敗してもオリンピックに辛くも行けます。

しかしながら、日本女子は試合内容が良くないですね。2012年ロンドンオリンピック後に確実に成長しているところは見受けられません。何らかの特徴、新しい戦術が見られないのは寂しいですね。

韓国は、この4年間かけてサーブに磨きをかけてきた成果が出ています。今日のカザフスタンとの試合では、控えのメンバー全員を出しても試合に勝つほどの余裕を示しました。 

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