2011年5月21日土曜日

5/20(金) 公)日本バレー協会の新会長が決まる

 公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は、17日に協会新人事を発表した。公益財団法人に移行したため組織作りに多少時間がかかったようだ。新会長は、副会長の中野泰三郎氏(64歳、日本コカコーラ社取締役副会長執行役員)が、昇格した。前会長で4期8年間務めた前会長の立木氏は定年で退任する。役員も大幅に入れ替わった。今後は理事が中心になり執行していく。

 新会長は記者会見で、強い全日本が不可欠、強い全日本が人口拡大にもつながる、必要ならば補正予算も組む、と力強く発表した。東日本大震災に長期的な支援を行うことも併せて発表した。経歴を見てて、驚いたのは、この方の誕生日が1922年3月11日で、大震災が発生した日と重なっていることだ。新会長は。挨拶の冒頭で「東日本大震災が本会(JVA)にとってもターニングポイントになった」という発言は、JVA組織が一般財団法人から公益財団法人に組織替えしたこと、誕生日の日と大震災発生が重なったこと、そしてこの時期に新会長に就任したことで「ターニングポイント」という言葉が出てきたものであろう。使命感を持った発言と、私は捉えた。

 常時の時にトップに就く人、有事の時にトップに就く人。どうも、有事の時は有事を切り開く人物に歴史はスポットライトを当てるものなのであろうか。政治の世界では、原発の収束どころか、一国のリーダーが自滅的に、そして同じ党内からも叩かれ終息に向かっている。我がバレーボールの世界は、どうであろうか。政治の世界は国民目線はどこへやら、政策どころか政局に活発化している有様である。我がバレーボール界は、新会長がこれからどのような旗を振って行くのであろうか。現場を把握した具体的かつ実行型で推進していただきたい。

 さて、そんな偉そうに評論家ようなことを言っている私も、明日には千葉県バレーボール協会の第1回指導・強化・普及委員会がある。副委員長に再任され、指導普及の責任者である私は、今年度から小学生と中学生の効果的な連携を県レベルで推進していく必要があると考えている。千葉国体も終わり、委員も半分が退任された。委員長も東京学館船橋高校の中山和之先生が新任となった。新委員長の委員会活動に対する考え方、そして委員の考え方をじっくり聞くことから始めたい。 

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