2012年4月8日日曜日

4/8(日) 作家の湊かなえさんを知っていますか?



 「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです・・・」

 このようなショッキングな描写で始まるサスペンス小説は『告白』。作者は湊かなえさん。デビュー作のこの本で2009年の「本屋大賞」を受賞。その後、2010年には松たか子さん主演で映画化された。2012年は『贖罪』が小泉今日子さん主演で上映される予定だ。彼女は、既に売れっ子作家となった。

 実は、彼女は青年海外協力隊OGで私の後輩。といっても、直接お会いしたことはない。私が一方的に知っているだけだ。共通点はある。協力隊員として2年間アフリカに行っていた。彼女はトンガの女子高で家庭科の先生として赴任した。私は教員養成体育大学の講師としてチュニジアに赴任した。

 そして、本日、第2の共通点を見つけた。本日の朝日新聞生活欄に連載されているエッセイに「ソフトバレーボール」チームを結成して楽しんでいるという点だ。詳細は、画像を拡大してお読みいただきたい。早速、朝日新聞社の担当者にメールを送った。

 ソフトバレーボールは実によろしい、と彼女は書いている。何故か?結婚してからは下の名前で呼んでもらったことが少なかったが、ソフトバレーの仲間からは下の名前で呼ばれて嬉しい、主婦から女子に戻れる時間を持てて幸せということだ。

 そうか!私も我がソフトバレークラブの女性達を彼女たちの幸せのために、今度から「○○さん」ではなく、「○○!トス上げろ!」と呼ぼうか?そして、わたしのことを「たかし!」と呼ばせてみようか?そして、ハイタッチ・・・。しかし・・・気の強い我がチームの女子達のことだ。「私はあんたの嫁さんじゃありません!」とピシャッと言われそうだ。やはり、下の名前で呼び合うのは女子だけのソフトチームに限られることかもしれない。

(画像は朝日新聞紙上の彼女のエッセイ「大人になった女子たちへ」。毎週日曜日に載っている。しかし、あんな可愛い作家が身の凍るようなサスペンス小説を書くなんて・・・女性は不可解である)

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