対策としては、インナーマッスルと呼ばれる身体の深部に位置する棘上筋(きょくじょうきん)と小円筋(しょうえんきん)のコンディショニング・エクササイズをやる必要がある。やり方は画像のようにチューブを用いて、腕を外旋させる。
3週間前から小学校PTAママさんチームに基本技術の指導をスタートした。練習は週1回、金曜日の夜。会場は船橋市立三咲小学校体育館。西船橋駅からJRで津田沼駅に行き、新京成線で新津田沼から二和向台駅で下車する。移動時間で40分かかる。幸いに学校は下車して徒歩3分、目の前にあるので助かる。
今夜は3回目の練習であった。ママになってからバレーボールを始めたママさんも多いので、「基本技術の基」から指導を始めている。中学・高校時代にバレーを経験しているママさんも数人いるが、他の人を指導するという余裕はないようだ。
サーブが相手コートに届かない、入らない、スピードが出ない、コースを狙えないというママさんが多い。そこで、今夜は持参したグリーンカラーの養生テープを壁に×(クロス)マークをネットよりやや高いところに貼って、そこをターゲットにして近距離からサーブを連続して打たせた。サーバーの3m後方には球拾いを1人配置して、壁から跳ね返ったボールをキャッチしたりレシーブする。近距離で×マークにボールが当たらない場合はフォームやトスに原因があるのでそこを指摘してそのサーバーに最適なサーブを一緒に見つけていく。×マークを更に1m上方に貼り付けるとボールの飛んでいく角度が変わるので、これもやることでボールと打ち手のヒットする接触角度を理解できる。
壁に向かって打つのはネットを挟んで打つよりも球拾いが楽という利点がある。その分、サーバーはコンスタントに打てる。人数が多くともできる。壁打ちの次は、実際のネットから6mほど離れてサーブ練習を行う。徐々にネットから離れて、最終はエンドラインから打てるようにする。
養生テープは粘着力はさほど強力ではないので、使った後、剥がれやすいという利点がある。ガムテープなどは粘着力が強すぎて壁の塗料まで剥ぎ取ってしまう恐れがあり、体育館の管理者から怒られてしまうので注意。
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