夏のこの時期は、例年高校生の夏の祭典であるインターハイ会場に行っていた。今年は30年ぶりに自宅にいる。そして、本日は全中(全日本中学校)バレーボール競技の千葉県予選会の会場である浦安市総合体育館に行って来た。目的は、1つにはJVA(日本バレーボール協会)主催の都道府県別の指導者研修会の要項と申込用紙を直接、千葉県中体連バレー専門部の役員の方々に手渡すこと。もう1つは、10数年ぶりに千葉県内での中学生の大会を見ておきたかったこと。
会場に着くと、丁度準決勝をやっていた。県内の中学校の先生には、あまり知り合いの先生方はいない。本部席で船橋市バレー協会理事長の押野先生の顔を見つけ、隣に座って、大会全般の様子を伺った。館内はクーラーが効いていて過ごしやすかった。
女子は、ここ4年ほどは、松戸市の松戸四中と誉田中の2校で優勝を分け合っている。本日も、この2校が決勝に残り小さいながらも速攻と粘り強いレシーブで松戸四中が優勝。8月中旬の全国大会につながる関東大会に駒を進めた。準優勝の千葉市の誉田中は170cm、175cmの2枚エースを軸にスパイクとブロックで対抗したが、ややミスが多かった。
関東大会に駒を進めたのは、他に3位の行田中と大穴中学。両校とも船橋市のチームだ。行田中の女性監督は先月お亡くなりになった元大穴中学校女子バレー部監督の雨宮先生の下でコーチを務めていた戸板先生。彼女に会えなかったのは残念であった。
男子は,ここ3年ほどは船橋市の法田中の優勝が多いが、昨年あたりから八街中央中が出てきた。今回は新人戦に次いで2回目の優勝を果たした。準優勝は183cmの絶対的なエースにボールを集めてバックアタックも積極的にやった香取中。ブロックシステムが1-5という1枚ブロックにレシーバー5枚という極端なシステムであったが、チーム特性を生かしているということでは納得できる。
但し、小さくともブロックジャンプして手首が出るようであれば、ソフトブロックというワンタッチを取るブロックを跳ばせる事も今後の課題ではないかと思った。ブロックはシャットできなくともワンタッチを取ってスパイクの勢いを削減させることもブロックの仕事の1つである。ブロッカーが1枚よりも2枚いるということが、相手スパイカーにとってはプレッシャーにもなりミスを誘発させることにもなる。小さくともブロックはできるということを、これから身長が伸びる年代の男の子には指導して欲しい。
本日も暑かった。熱中症に気をつけねば。帰宅したら、LONDONオリンピックの女子バレーのライブを見よう。きょうは相手がアルジェリアなのでセットを取られることはない。真鍋監督は恐らくメンバーをクルクル代えてデータを分散させることであろう。
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