3日前に日本ソフトバレーボール連盟役員のIさんから最近の日本のスポーツ記事をメールで送付して頂きました。
そのなかで、皆様方にもお伝えしておきたいと思い、今回はその返信の中から一部を取り上げてご紹介させていただきます。
話し言葉で、とりとめのない内容ですが、ご容赦ください。
話し言葉で、とりとめのない内容ですが、ご容赦ください。
Iさん、
Thank you for the information.
informationは不可算名詞なので複数のS は付かない。
・・・なんて、カンボジアでのバレー指導は、英語がほとんどできない選手たちのために、私は英語の授業(English class)も並行して行っているような状況です。
ときどき、私も白板に書いた英語の綴りを間違っていないか、自宅に帰ってからチェックして、午後の練習時に、そ~っと、午前中に書いた白板上のスペルを修正するときもあります(冷や汗・・・)。
特に、Offense(攻撃)とdefense(守備)なんて、f の数を間違いやすいですね。
それでも、プレイ中の瞬間的な言葉は、なるべくカンボジア語を使わせるようにしています。
きょうは、チャンスサーブのレセプションからやチャンスボール(free ball)からの攻撃時に2種類の平行トスを使うことを指導しました。レセプション時はセッターが相手チームのブロックシステムを目視して確認してからフィンガーサインを出します。
ブロックの後やラリー中ではスパイカーのほうから声でセッターにサインを出させます。この時のVoice sign(声でのサイン)は、カンボジア語で大きな声で出させています。
カンチャン(ブロッカー間)を打つ時の短い平行セットを要求するときの「短い」とストレート(ライン)を打つために長い平行セットを要求するときの「長い」というカンボジア語を今日初めて導入しました。
ゲームは「攻守」の組み合わせです。
まずは、彼らの好きな「攻」を教えて、次に、それを防ぐ「守」を教えています。
つまり、スパイクとブロックの攻防です。
サーブとサーブレシーブの攻防ともいえます。
小学生や女子は、スパイク力がないので、ブロックよりもスパイクレシーブ(チャンスボールのレシーブ)の比重が高くなるでしょう。
それでも、全国大会の上位に行けば、ブロック力がなければスパイクレシーブだけでは勝てません。
ましてや、男子はもちろん、高校女子トップチームになると、1枚ブロックではスパイクは防げず、ブロックの脇を抜けてきた速くて重いスパイクはレシーバーの正面でレシーブしてもコントロール不可能です。なんとか1.5枚~2枚ブロッカーをスパイカーの正面に跳ばせる練習をやり始めたところです。
では、また・・・。