時々、寝ているフロンマンもいるが、そこは愛嬌である。先日の夜11時半ごろアパートメントに帰ってきたら、玄関にいるガードマンが「あなたの部屋番号は?」などと尋ねてきた。1ヶ月半も既に住んでいる私の顔を知らないの?というふうに逆に質問したら、「どうぞ、どうぞ、中に入って結構です」と返事が来た。
ちょっと、すごんで逆質問したら、あっさりと入場を許可するガードマン、大丈夫かな・・・。
一般家屋には、深夜の泥棒が多いとよく聞く。私は、どこに行っても「韓国人ですか?」といわれる。韓国に私のような目じりが下がっている人が多いとは思えないが、私はいつもサングラスをかけているので、こわもてのテコンドー(韓国武術)の達人と思われているようだ。
(私の愛用のサングラスは度付である。近眼なのでレンズを入れている。老眼ではない。なおかつグラデーションがかかっている。だから、それがどうしたの?と言われてしまえば、それまでなのだが・・・) |
そんなことで、テコンドーの達人という噂が消えない限り、私の身辺は安全なようだ。
きょうの練習はOffenceとdefenceの説明を選手にした。そして、ディフェンスからオフェンスへの練習をここ1週間続けるよと宣言した。いわゆるカウンターアタックの練習である。初級レベルではサーブレシーブからの攻撃(サイドアウトを取る)は、結構成功率(サイドアウト率)は高い。しかし、サービス側が相手の攻撃をブロックやスパイクレシーブからの攻撃で得点をする率(ブレイク率)は低い。
強いチームは、このブレイク率が高い。
カンボジアのチームは、ブレイク率が低い。なぜなら、まずサーブが弱い。スピードが遅く、コースに戦術がない。ブロックは目を閉じて跳んでいるようなもの。スパイクレシーバーとの連携がない。ブロッカーのサインがないので、連携がないとすぐ分かった。スパイクレシーブは、レシーバーの正面に来なければボールは上がらない。
スパイクは関東大学1部クラスの破壊力を持っている。しかし、ブロックは関東中学ベスト16並み。だいたいブロック指導理論を指導者が知らないようだ。指導書に関しては、国内でこれといった指導者がない。
そこで、これから1年かけてFIVB公認コーチレベル1(初級レベル)のテキストを英文からカンボジア語(クメール語)に翻訳することに今日決めた。私に付いている通訳者に2日に1ページ翻訳するように指示した。
守備が弱い
ブロックネットdefenceを最初の守備であるという意識を植え付ける
次の守備がフロアFloor defence
ボールが正面に来た時しかボールは上がらない
ボールのくる正面に自分の体を入れなければいけない
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