2014年7月7日月曜日

Sun.July 6,2014 コホコン(Koh Kong)からの帰途で寄ったマングローブの森 

きょうは、日曜日。ミカサ社幹部の方々へのご挨拶も終え、プノンペンに帰るだけである。

同行したプノンペン警察チームのコーチは、お土産に工場長からここの工場で製造したUSA発売限定のボールを頂いてご満悦であった。私も1個頂いて記念にアパートの部屋に飾っておくことにした。
(帰宅して、早速アプサラの踊子の隣にボールを置いた。このボールは日本のカタログには載っていない。USAハイスクール連盟公認でアメリカ国内でしか使われていない。工場の製造過程を見た後では、おろそかにボールを扱えなくなってくる。選手達にも今度製造工程を見せたい。きっと大事にボールを取り扱ってくれるようになるであろう)
 
しかし、これでただ6時間も車に揺られて帰るだけでは能がない。帰り道にココン州にある名所旧跡に寄っていくことにした。カンボジアの人でもココンまで(此処まで・・シャレてはいない)来る人は少ない。何かの時の話題になるであろう。

ホテルを出て、2002年に完成したココン橋を渡ると、すぐにマングローブ(Mangrove)の森が見えてくる。マングローブとは、亜熱帯地域の河口の塩性湿地で生育している森林のことである。日本語では海漂林ともいう。日本では、沖縄や鹿児島に自然分布している。 
(潮が満ちても大丈夫なように高めに架けられたコンクリの橋の上を渡りながら観察する。

(ここは自然公園にもなっている。広大なマングローブの森。約26,000ヘクタールもある)

実は近年、マングローブは海の水質浄化にはたす役割が大きいことが知られるようになり、世界の湿地帯の価値の見直しとも連動し、その意味でも注目を受けつつある。また、水上まで出ている絡み付く長い根っこが外敵から蟹やエビ、小魚などを守り、彼らの生育を助けている。
(帰りは、小舟で水上を滑るように入口のところまで戻ってくる。値切って500円にしてもらった)

近年、世界各地でマングローブの破壊(生態系の破壊)が問題になっている。ここカンボジアでも炭の材料とするための伐採と、海岸沿いの湿地を日本向けのエビ(ブラックタイガー)などの養殖場とするための開発が主な原因となっている。

山越えの途中で像の標識があった。ぞうして?・・・どうして?

実は、このあたりには昔から像が生育している。アジアゾウという種類である。時々、道路を横切るので注意ということだ。

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