(最終試合が始める前にフンセン首相の次男の方とバレーボール連盟会長がお見えになった。4チームが整列してお二人をお迎えした) |
カンボジアに来て、2カ月経って、ようやくナショナルチームを形成するための土台となる4強のチームの戦いぶりを見ることができた。
(優勝チームの賞金は10万円、2位が5万円、3位が3万円、4位は・・・聞き逃した。国内3大大会の一つとしては、近い将来この10倍の額になるようにするのも私の任務の一つだ) |
全体的に言えることは、どこのチームの選手もジャンプ力が優れている。聞くところによると、どのチームも特にジャンプ力アップのための筋トレには力を入れているということだ。従って、試合前のスパイク練習だけは、日本の大学生トップよりも凄まじい。但し、セット(トス)がぶれると、途端にミスが続出する。良いセットのみでスパイク練習をやっても、実際のゲームでは、練習と同じような良いトスはほとんどない。ましてや、ブロッカーが立ちはだかっている状態でのスパイク練習は行っていない。
多少悪いトスでも、コースを選択して打つことできたり、ブロッカーを利用して打つことができるようになるとミスは減っていく。サーブもスピードアップやパワーサーブを安定的にできるようにしなければいけない。ブロックは相手攻撃に対応したシステムで対応しなければ、時間差攻撃はまったく止められない。セッターにしても、相手ブロックシステムに対応した判断力あるセットを実行する必要がある。セッターは、本人がボールを上げたいところにセットしている場面が多すぎる。上げたいところよりも上げなければいけないところにセットすべきである。いわゆるインサイドワークが必要である。
・・・たくさん指摘するところがあって、私としては遣り甲斐のあるところではある。
これから選手選考、スタッフの選考と続くが、理解力とタフな体力の持ち主であるアシスタントコーチが就いてくれると助かる。
(体育館に入る前に移動用売店で観客用にピーナッツを売っていた。試食すると、日本の千葉名産、茹でピーナッツと全く同じ味である。軽く塩を入れて茹で上げているのであろう、なかなか美味しい。これはBeerと合うな、と思い5ドル分買ったら、丁度そこに運悪く選手達がわさわさと寄ってきて、おねだりが始まった。しょうがない・・・もってけ泥棒!) |
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