世界選手権大会で日本女子が7位以下になったのは12年振りである。12年前の2002年の世界選手権大会では、コンディショニングの大失敗であった。大会直前までの合宿を気温差のある地域で行い、大会本番では実力を発揮できなかった。結果、13位という国際大会史上最低の成績で終了した。その時の監督は、帰国後、直ぐに解任された。
日本国内の大会でも、気候差によるコンディショニング調整に北海道や沖縄のチームは苦労していた。国際大会においては、コンディショニングは、気候だけではない。時差調整、食事やその国特有の雰囲気もある。常にトップに君臨するチームは、このコンディショニングに気を配り、大会の1週間前には開催国に入る。予算が少ない国は、大会開催直前に入り、コンディション不良で勝負を逃がすケースは結構ある。
全日本女子は、明日、既にベスト6以上を決めたドミニカ共和国と対戦する。日本は気落ちすることなく、最後の試合を全うして欲しい。消化試合ではなく、次につながる闘いを行って欲しい。
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