今に始まったことではないので、とりあえず市内で練習している内務省のクラブチームの練習を見に行った。ここには、ナショナルチームのメンバーが6人いる。
練習の内容が良くない。このチームの指導者は、今月、2週間というものFIVBコーチコース(レベル2)を受講したばかりだ。受講して学習したことを生かして、練習内容が良くなっているかなと期待したが、旧態依然とした練習をやっている。
結局、資格を得るためだけの学習であったのか?少しがっかりした。ウオームアップ、メインのトレーニング、クールダウン・・・それぞれに目的がある。「何のために」「なぜこれをやるのか」という目的や根拠をしっかり持って指導に当たることが大事である。単に真似してやっているだけでは指導力は伸びない。
指導は、真似から始めてもよい。テキスト通りでもよい。しかし、中級以上進むには、自分ならではのオリジナルな指導が必要である。チームも生き物である。テキスト通りいかないことが沢山出てくる。そこからが指導者の出番である。今まで培った知識、経験を総動員させて自分のチームにあった練習方法、内容を選択する。それが独自の戦術創造に発展していく。
おっと・・・きょうは指導のことより、カンボジアでよく見かける庶民の飲み物を紹介したい。
練習を少し見て、帰りがけにココナッツ・ジュースを買った。缶ジュースではない。ココナッツの実(ヤシの実)でも未熟な実の中にたまっている生のジュースである。面白いことに、ココナッツの実は、熟してくると甘さが薄れてくる。
店の前に山のように積まれているココナッツの実から店のおかみさんが1つ手に取って、中国包丁を使って器用に実の上部を切り落とす。そこにストローを指して、持ち帰り用のビニール袋に入れてくれた。容量は、コップ2杯分はある。日本円で25円。
(バナナと同様に、どこにでも生えているヤシの木。そこに生るのがココナッツの実。1本の木に実は何個できるのか? t9個(ココナッツ)。おっと、おやじギャグでした・・・) |
アパートメントに帰って、冷蔵庫に入れて冷やしてから飲んでみた。青臭さが抜けて、飲みやすくなっていた。
ちょっとインターネットで調べてみた。ココナッツジュースは、自然界におけるスポーツドリンクと紹介されていた。成分としてカリウムとミネラルを豊富に含んでいる。コップ1杯のココナッツジュースは普通のスポーツドリンクよりも多くの電解質を含み、1本のバナナよりも多くのカリウムを含んでいる。
水よりも水分の吸収率が良いということは・・・つまり、焼酎のココナッツジュース割は、短時間でほろ酔い気分になれるということか・・・。
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