価値も商品である。私自身が商品であれば、私の商品価値を高めていかねばならない。
そういうわけで、英語力のアップグレード(向上)を始めた。具体的には、先月からプノンペン市内にある英語専門学校に週3回、通い始めている。バレーの指導が終わっての夜のクラス(1時間半)である。
約14名いる受講者のほとんどは高校生である。金額は1回500円ほど。日本の1/3程度であるが、ある程度裕福な家庭の子でないと3ヶ月分の授業料$200(2万円)は出せない。彼らは、英国、シンガポール、ニュージーランドなどの海外の大学に進学し、卒業後は英語の使える仕事でカンボジアの発展に尽くしたり収入の多い外資系の会社に勤めるのが夢なのであろう。
英語学校に通い始めたもう一つの理由は、英語の発音の矯正である。こちらの人の英語の発音は、カンボジア語(クメール語)の発音の影響で子音が聞き取りにくい。先日もカンボジア・バレーボール連盟の専務理事と英語で打ち合わせしていたら、私の英語の発音がカンボジア英語になっていることに気付いた。
正しい発音を聞いておかねばならない、という訳で英国人が先生の英語専門学校(ACE)に通い始めたのである。ところが、ここに落とし穴が待っていた。先生は英国人(クリスと言う)であるが、私以外の生徒は全員カンボジア人である。つまり、ブリティシュ・イングリッシュよりはカンボジア・イングリッシュのほうが私の耳に沢山入ってくる。
そこで、本日からプラン2を実行した。
Skype(スカイプ)の活用である。発音が比較的良いと言われるフィリピン人が先生のスカイプでの英語学習を始めた。フィリピンでは公用語がアメリカ英語なので発音は比較的良い。毎日朝6:30から30分、月6,000円。
月6,000の出費は痛いが、晩酌を切り詰めれば何とかなる。
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