2013年6月15日土曜日

Fri.June 14,2013 Coaching tips #20 Too much coaching is as bad as too little

指導を始めて10年も経つと、バレーボールの指導も程々に分かってくる。チームもそこそこのレベルに達してくる。県大会常連となり、ベスト32-16を行ったり来たりするようになる。ベスト8には手が届きそうで届かない。あともう2点というところで自滅するパターンが多い。

ベスト8に入るには、ベスト4の力がなければ入れない。なぜなら、組み合わせでベスト4、つまりシードチームと対戦する確率は50%である。ここを避けて内シードのベスト8常連と当たれば何とか行ける、と考える指導者のチームは、所詮ベスト16止りである。

ベスト4を目指して努力することが、ベスト8入賞への道である。技術、戦術、体力だけでなく、選手たちのウエア、態度もベスト4にふさわしいチームであること。

そういうチームにするには、指導のレベルも上げなければいけない。断っておきたいが、私の言っている「一人前の指導者」とは、自立している指導者のことで一般的に目標とすべき者のことである。この先には、「一流の指導者」という大きな目標がある。

さて、指導のレベルを上げる話であった。レベルを上げるという意味で、一人前になったと自覚する指導者の中で勘違いする指導者がいる。どんな勘違いか?全日本がやっているような高い技術、戦術を指導するのが指導のレベルを上げることという勘違いである。そのようなことは、知識として覚えておくことは良いが、自分のチームに当てはめるべきではない。

私のいう指導のレベルを上げるということは、教えるだけの指導から質問する指導へのレベルアップということである。

続きは、次回へ。バッテリーがなくなってきた。
My sell is almost out of batteries.

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