2013年7月8日月曜日

Sun.July 7,2013 男子World league 日本は最下位

 FIVBワールドリーグ2013、予選(プールC)第6週大阪大会、第2戦。日本(ランキング19位)は、カナダ(ランキング18位)と対戦し、フルセットの末、敗戦を喫した。予選全10試合を終え、日本は通算3勝7敗。プールCの6位最下位が確定し、来年のワールドリーグの予選(※開催日時・場所未定)に回ることが決まった。勝ったカナダは8勝2敗で1位となり決勝ラウンドに進む。決勝ラウンドにはA、B各プールの2位までのチーム4チームにカナダそして開催国のアルゼンチンの計6チームが進出する。

今回のWorld Leagueには、18チームが出場し、プール(グループの意味)AとプールBには世界のベスト12がブラジルとロシアを筆頭に6チームずつ振り分けられている。プールCの6チームは大陸予選や最終予選を勝ち抜いたチームである。ポルトガルはエジプトが国内の混乱で辞退したのを受けて出場してきた。

日本は、これで最下位が決まった。決勝ラウンドに進むチームは、経験を積んで更に強くなるであろう。アジアでは、元イタリア監督の名将ベラスケ氏率いるイランが中国、韓国、日本、オーストラリアに差を広げた感がする。

プールAとBのゲームは現在あと1週を残して決勝ラウンドに進む2チームが決まる。

日本は、今年初めて外国人を監督に招聘した。そのこと自体、閉塞感のあった日本男子バレーを打開する方法として正しかったと私は思っている。但し、招聘するのに時間がかかりすぎた。

今後の全日本男子の公式試合は9月開催の2014年世界選手権大会のアジア予選である。それまでにやることはパワー育成とサーブの強化である。平均身長が世界の中で見ても低身長の日本が互角以上にプレーするためにはジャンプ力中心のパワーの育成が必須である。そして、サーブの強化。深夜TBSでゲームを見たが、カナダもそうであるがサーブがお互いにチャンスボールである。ジャンプスパイクサーブも少ない。空中バランス能力を鍛えて安定したジャンプスパイクサーブでピンポイントのコースを攻めて、相手攻撃陣のスパイカーを一人でも減らすことが日本男子が世界のトップ8に入るためには必須である。ネット型のスポーツはサーブとサーブレシーブがゲーム勝利の70%を占める。

※ファイナルラウンド進出6チーム
開催国: アルゼンチン
A組上位2チーム: ブラジル、(今週末決定)
B組上位2チーム: イタリア、(今週末決定)
C組最上位1チーム: カナダ

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