2013年7月18日木曜日

Thu.July 18,2013 私のアシスタントコーチ

私にもアシスタントコーチはいる。短い期間ではあるが、アシスタントコーチとして協力してくれるコーチがいる。

今夜のAmerican Boys and Girlsの指導には、二人の女性コーチが駆けつけて来てくれた。私からのアシスタントコーチの条件は、バレーの実技ができること、そして英語で指導できることの2つ。これらの条件を満たすコーチは、なかなかいない。

今夜のコーチ達は、二人とも最近までVリーグで活躍していた女性たちで身長も私より高い。3人で歩いていると、まるで二人が私のボデイガード・・・いや、体格の良い介護者のように見えているはずだ。

二人のコーチ達に共通しているのは、いずれ海外でチームを指導するという希望を持っているということだ。子供たちへの指導を終えて、歩いて10分ほどのところにある麻布十番地区のMacに入り指導論に入った。コーチの経験は、あまり長くなってもいけない。日本一、世界一のコーチを長くやるよりも、監督の経験を多く積んだ方が良い。そんなことを私としては系統立てて話そうとしたのであるが、私の話はあっちに飛び、こっちに跳び一貫性もない。

組織の中で、トップの片腕の役割を十分果たせたといっても、その人がトップの役割も十分できるとは限らない。その逆も言える。つまり、トップであった人が、最高の片腕として、そのトップに仕えることができるとは限らない。最高のトップと最高の片腕がコンビを組んだ時が最高の結果を出せるときであると思う。

私は、私のアシスタントコーチ達に若いうちから監督として活動することを勧めている。苦労は若いときにしておくほうが、立ち直りも早い。幸い、私は多くの監督の失敗事例を成功事例より数多く身近で見てきた。取り返しのつかない失敗をしないように、少し脅かし気味に私の監督論は続く・・・かと思われたが、今夜はMacでアイスコーヒーを飲みながらのお話であるから、40分ほどで終了とした。

お酒が入っていると2時間は続いたであろう。そして、彼女たちは思うであろう。監督って仕事は責任が重く、実技指導よりマネジメント(チーム経営)に神経をすり減らす仕事が多くcool(かっこよい)なものではないなあ・・・と。それでも監督をやりたいというのであれば、彼女たちは良い監督になれるであろう。

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