秋田空港では、山形県ソフトバレーボール連盟副会長で日本ソフト連盟広報委員会副委員長の佐藤さんが出迎えてくれた。佐藤さんは、今回の秋田県ソフト連盟が全国大会を招致するために秋田県連盟の近江会長、吉田理事長とともに奔走された。
全国大会を開催する大変さと意義とあるが、大変さ以上に意義が大きい、と私は考える。予算、会場確保、役員依頼、準備、運営と時間と労力は2年前から準備するが、負担は大きい。しかし、それに比例して、時にはそれ以上にやり遂げた後に成果は出る。
実行委員会開催まで時間が少しあったので、佐藤さんの案内で秋田県の文化を学習しようと市内にある資料館に行った。昼食は、途中で合流した日本ソフト連盟総務委員長の吉田さんと一緒に3人で秋田名物の「稲庭うどん」を賞味した。
(「稲庭(いなにわ)うどん」はツルツルしてのど越しが良い。手前のたくわんは地元では「ガッコ」という。お食べなさい、というのを地元の方言で「け!」と言う。つまり「食(く)え」から縮まって「け!」となったんでしょうね。なんだかんだ言ってないでまず食べよう。そんな時に客人に「まず、けでば」と酒の肴にガッコと地酒を勧める) |
秋田には、6月の日本協会公認リーダー養成講習会も講師として来ていたので役員に顔なじみも増え、2時からの施設確認、実行委員会もスムーズに進んだ。4時半からは代表者会議を行い、こちらもスムーズに進んだ。スポレクに参加される代表のチームは過去にも出場しているチームも多く参加者も交流大会運営を十分理解されている。
(代表者会議と交流大会の会場となった秋田市民体育館。天井が恐ろしく高い芸術作品のような体育館である) |
夜には、秋田県バレーボール協会の理事長である横屋さんを交え鍋料理で秋田の美味しい食材を頂いた。ソフトバレーボール連盟だけで全国大会の運営はできない。親組織である県協会、そして開催地である秋田市のスポーツ行政の協力、支援があってより良い全国大会が運営できる。その点、秋田市ソフトバレーボール連盟副会長が秋田市議会議長ということは非常に心強い。行政の人間がソフトバレーを楽しむのが先なのか、ソフトバレーボールを楽しんでいる人が議員になるのが先なのか良くわからないが、ソフトバレー愛好者であり議員でもあるという方が最近増えてきた。私が21年間、総監督を務めている我がソフトバレークラブにも船橋市議会の議員さんがいる。
ソフトバレー愛好者である議員が地域スポーツを動かす時代が来ている。
秋田の美味しいものを沢山頂いて、満足した私はホテルに戻って、あっという間に眠りに落ちた。
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