Mr足立は、今年だけでも2回イランに行き講習会講師を務めた。現在開催中のグラチャンに出場しているイラン男子ナショナルチームの情報を得ることができるかも知れない。
そして、新宿歌舞伎町のいつもの店で高校チーム指導者たちと歓談している席に現れたのは、・・・アジア選手権2連覇中のイラン男子ナショナルチームのコーチであった。彼の名は、Mr.アマッド、36歳。彼はコーチ兼通訳である。誰の通訳?勿論、監督である世界の名将の1人であるMr.ベラスコの通訳である。
(彼の腕は実に太い。コーチになる前はイランナショナルチームの選手であった。言葉はペルシャ語である) |
彼は、日本語がペラペラである。何故なら、奥様が日本人である。私が英語で彼と彼女との出会いを質問した。「デンマークで知り合いました。彼女は全日本ハンドボール女子チームの選手でした。子供は小学生の男の子2人います。チャンスがあれば、日本のVリーグでコーチしたいね」と流暢な日本語で答えてきた。
日本と最終日に対戦するが、対策は?
「特にない。アジアで注意すべきチームは中国と韓国だね」ときた。日本男子はライヴァルと思われていないのか? 「日本のバレーボールの歴史は尊敬している。しかし、勝負は、イランが勝つ」。
あなたが全日本男子のコーチであれば、どんなアドバイスをするか?
「ブロックとディグ(スパイクレシーブ)の関係だね。相手のスパイカーがボールを打つ寸前、スパイカーとボールとブロッカーの関係をよく観察して、瞬時に予測し、意思決定して反応する。日本の選手の予測選択肢は1つか2つだが、イランは3つから4つ持っている」。
成る程、細かいね。さすがだ。
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