2013年11月8日金曜日

Thu.nov.7,2013 全国を目指すママさんチーム惜敗

千葉県ママさん連盟主催の秋季大会のベスト8から決勝戦までのゲームが千葉市天台体育館で行われた。

結果は0-2で敗退であった。相手は、そのまま快進撃を続け大会3連覇を成し遂げた。試合前の週1回の練習でのポイントは、相手の多彩なクイック(A,B,C)を封じるためのサーブとブロックであった。戦術的には良くとも、練習時間が不足であった。

女性のブロック指導は時間がかかる。ブロックのポイントは、ブロックジャンプする位置取り、ジャンプのタイミングそして空中での手の形。特にジャンプのタイミングが上手く取れない。高いトス(ハイセット:オープントス)で相手スパイカーが打ってくる場合、一般的に女性は相手スパイカーと同じタイミングでジャンプしてしまう。スパイカーは助走の力を利用して空中に留まり(滞空し)そこから腕をスイングしてボールをヒットする。従って、その場でジャンプするブロッカーは、スパイカーと一緒のタイミングでジャンプすれば、スパイカーより先に床に落下していく。結果として、落下していくブロッカーの上からボールをスパイクされてしまう。このことは決してスパイカーの打点が高いわけではない。

きょうの試合でも、ブロックタイミングが早すぎて、ブロッカーの上から打たれてしまったというケースが多く見られた。クイッカーに対しては、同じタイミングでジャンプして良いのだが、ブロッカーがトスボールだけ見ていて、スパイカーを見ていない。中級レベルのゲームにおいて、ブロッカーにとって、大事なのは決して身長ではない。ブロッカーの視線が大事だ。視線の順番は、レシーブボール、セッター、トスボール、スパイカーの順で見ていく。つまり、ボール→人→ボール→人の順番で頭を動かさず、目の玉だけで迅速に追っていく。打たれる瞬間は、スパイカーの目を見ればスパイクボールの方向がわかる。目をつぶってはいけない。あごを締めて上目使いでスパイカーの目を見ることだ。

来年6月まで県大会はない。それまでじっくりと課題練習をやろう。特にママさんたちが練習でほとんど取り組まないブロックを指導したい。

夕方は、新宿区の高田馬場駅近くで東京都ソフトバレーボール連盟の常任理事会に出席した。都連盟として個人登録数が毎年減少していることについて、私は連盟の常任相談役として、今回は忌憚のない意見を言わせていただいた。会議の後、会長と役員1名一緒に食事に行き議論を深めた。家に帰り着いたのは深夜1時半であった。



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