2016年4月29日金曜日

April 28,2016    外出

きょうは、月に1回の散髪の日です。

カンボジアにも床屋さんはあります。床屋と言うのは古いですね。理髪店という方が今風ですかね。英語では、berber shop(バーバー・ショップ)です。語源は、ラテン語の「顎ひげ(beard:ベアード) を剃る」から来ています。

カンボジアのbarbar shopは、一般的に、美容院と一緒に経営されています。従って、私のお隣に女性が座っているときもあります。

理容師や美容師の免許制度はないようです。 
調理師免許制度もない国ですから、特別驚きはしません。

さて、バーバーに行って、1cm髪を切ってください、と言ったのですが、どうも1cmの長さだけ髪の毛を残して切ってください、と受け取られたようです。

英語では”I have my hair cut ”と、使役動詞のhaveを用います。「髪を切らせる(切ってもらう)」という意味です。よく間違えるのが、”I cut my hair”です。こちらは「自分で自分の髪を切る」という意味です。

値段は、$6でした。最も高いお店でも$12です。最安値は$1(111円)。日本の1,000円ショップより安いですね。但し、$1のお店は路上です、路上にビニールシートをかぶせているだけのお店です。

帰りに、CD屋さんに立ち寄りました。この国では違法なコピー商品がほとんどです。新作も、1週間後にはコピーされてDVD1枚が$1.5で店頭に並びます。時たま、警察に摘発されますが、お店はなくなりません。私は、そのような違法商品は買わずに中国から輸入されたブルーレイDVDを購入します。それでも値段は$3程度です。つまり、中国で違法にコピーされたものがカンボジアに流れてきているということです。

CD屋さんの次には、屋台でサトウキビ・ジュースを買ってきました。お客さんの目の前でサトウキビの茎から濃厚な汁を搾り取り、細かな氷を入れた容器に入れて、出来上がりです。私はいつも大サイズを注文します。値段は、60円です。ほのかな甘みが最高です。これは、市販のどんなジュースよりも美味しいですね。

2016年4月28日木曜日

April 27,2016   健康管理

毎週水曜日の夜に西洋人が中心に集まっているバレーボールサークルの練習に参加しています。

練習といっても、アップも各自で行い、直ぐに男女混合のチームを作ってゲームを行います。ネットの高さは、一般男子と同じ高さで、私がブロックしてもせいぜい指がネット上に出る程度です。

しかし、64歳の私でも、スパイクは打つことができます。若い人たちは、強打が好きなので、どのようなセット(トス)でも強打して、結構ミスします。私の場合は、ジャンプしながら、ボールをコントロールして放物線のスパイクを打ちます。

ナショナルチームの練習時には、私は、ほとんどボールを打ちません。まれに打つこともありますが、それは口で言っても上手くコーチングができないときに行います。英語では”I'll show you.”と言ってから、自分でモデルを務めます。その後に、上手にできそうな選手を選び、やらせます。そして、褒めてあげて、全員でその練習に取り組みます。

山本五十六さんの言葉の通りです。「やってみせて、やらせてみて、褒めてあげることで人は動く」ということです。

最後に、きょうは、バレーボールのコーチらしく、コーチングのポイントを述べさせていただきます。

ブロックのコーチングは、バレーボールに特有な技術なので、難しいところがあります。ポイントは、「眼、足、手」の使い方です。英語のほうが理解しやすいと思いますので、英語で言い換えますと”Eye work, Foot work, and Hand work”です。

上手な選手は、ボールだけを見ていません。眼の動きは、パサー(レシーバー)の次にボール、セッター、ボール、スパイカーの順番になります。この時に、コーチはベンチに座っていないで、ブロッカーの眼の使い方をスパイカー側から観察します。

フットワークは、ブロックの場合、主に使うのはサイドステップです。移動距離が長い場合は、そこにクロスステップを入れてジャンプします。このような横への動きは、我々の日常の動きには、ほとんどないので、アップ時には必ずステップ練習を入れて慣れるようにします。私がこの国に来るまで、驚いたことに、移動してのブロック練習は国内のクラブでまったく行われていませんでした。

コーチは、ベンチに座っているだけでは選手が正しい動きをしているのか確認できません。よく観察できるところに、自分から移動していかなければなりません。つまり、椅子に座ってコーチングしている指導者は、わたしに言わせれば、休憩しているのと同じです。

バレーボールの話になると長くなるので、本日はこのあたりでおしまいにします。

2016年4月25日月曜日

April 24,2016    地方のバッタンバンに行く  

この国のバレーボールですが、現在はLeo Cupという国内選手権大会の地方予選会(4ブロック)を順次月一、6日間かけて行っているところです。

3月から各地でスタートして、今月はバッタンバンというカンボジアで2番目に大きい地方での開催です。火曜日から毎日2ゲーム勝ち抜き戦を行って、いよいよ本日は、6月の本大会への出場権をかけて決勝戦が行われました。

(画像は2枚とも予選会出場チームの1位から4位までの入賞チームです。推薦チームの2チームはこの中に入っていません。2位のチームに18歳で188cmがいました。将来が楽しみです。)

レベルは、日本の中学男子の全国大会出場クラスというところです。決勝の後に表彰式、そして推薦で本大会に出場が決まっている、昨年度チャンピオンのバッタンバン州警察チーム(平均身長183cm)とプノンペン市から呼び寄せた昨年度第2位の内務省警察チーム(平均身長186cm)との招待試合が始まりました。

私は、この友好試合でナショナルチーム候補メンバーが7人いる内務省警察チームと今年は候補選手がいないバッタンバンのチームの選手たちの活躍を視察に来たわけです。

試合結果は、あっけなく内務省チームが3-1で勝利しました。内務省チームが取られたセットは、控え選手を全員出した結果でした。内務省チームのポジションやフォーメーション、戦術は昨年と大きく変わっていました。見慣れたフォーメーションです。実は、カンボジア・ナショナルチームのフォーメーションそのものでした。内務省のコーチは、私の右腕ともいうべきナショナルチームのアシスタントコーチです。

彼も、私が作り上げたフォーメーションが、選手たちに今のところ一番合っていると認めてくれたのでしょう。昨年は、内務省のチームは、別の監督が指導していました。普段の指導は、ほとんど現場に出てくることはなく、大会が近づいてくると指導に出てくるというスタイルでした。

内務省のチームは、指導者も代わり、ナショナルチームと同じやり方でチーム作りをしていることで、選手たちの戸惑いもなくなります。私の指導も効率的になります。進歩です。

2016年4月22日金曜日

April 22,2016   燃費に関しての虚偽の報告

一昨日は、三菱自動車の燃費に関しての不正が明らかにされました。

安全や公正、正直よりも儲け第一主義が日本のトップ企業にもまだ存在していることに驚きはしませんが、失望しました。
 
小型車の販売競争は、日本国内だけでなく海外でも熾烈を極めています。1㎞でも燃費を良くするために各社はしのぎを削っています。それは競争です。しかし、そこに不正はあってはなりません。

庶民は小金をコツコツ貯めて、高額な買い物をしているのに、企業は利益優先。企業ガバナンスが、お飾りだけで機能していないことが良く理解できます。

今回の発覚は、三菱で製造した車種を販売している日産自動車からの指摘でした。当たり前の指摘ですが、これが、内部からの指摘でしたら、三菱は報告していたかどうか、怪しいものです。

三菱の株価は、下落しています。売り上げも落ち、罪のない社員も整理解雇されることでしょう。今回の件で、三菱自動車のトップの管理能力は低いと評価されてもしようがありません。

管理者は、お客様に対して数値を不正にごまかす行為を、一生懸命名門大学で学習していたのでしょうか?

2016年4月21日木曜日

April 21,2016    ナショナルチームが始動

今週の月曜日から、ナショナルチームの活動が本格的に始まりました。

それでも、まだ候補選手16名全員は集まっていません。今日も11名が集まってきて練習を行いました。今週の練習メニューは、ブロック中心に行っています。

ブロックは、第一の防御であるという意識を植え付けています。第二の防御がスパイクレシーブです。男子バレーの場合は、ブロックがなければ、時速120㎞を超えるスパイクはレシーブできません。人間の反応時間を超えています。正面でレシーブしても、ボールの勢いに腕が弾かれてコントロールできません。ブロックで、相手のスパイクをワンタッチして何とか勢いを弱めたり、打ちにくい方向に打たせてレシーブするというブロックとレシーブとの関係が大事になります。

全体的には、基本練習を飽きないように工夫を凝らしています。例えば、ヘディング→腿→足首のインステップで相手に返す、というボールのパス練習も行っています。

普段の彼らのクラブでの練習は、いつも同じ内容で進められています。特にスパイクの練習時間は多く、ブロック練習は全く行いません。レセプション(サーブレシーブ)もほとんど行われていません。

従って、ナショナルチームでの練習は、選手たちが普段やっていない分野の練習を多くやっています。

指導者講習会を行うことも、私のこれからの課題です。


2016年4月20日水曜日

April 20,2016  テニスの国際審判員が賭けに絡んで不正行為

日本では、今年初めにプロ野球界で選手が試合に賭け事をしていたことで数名が処分されました。先週は、バドミントン選手の違法な賭け事への関与が発覚し、オリンピック出場が取り消されました。

世界のテニス界でも選手が自分の試合を賭け事の対象にしていたことが昨年報告されました。そして、昨日は、審判員の関与です。

‘The public is left wondering just who – or what – it can believe.’

ロンドン共同の昨日の記事です。

『【ロンドン共同】国際テニス連盟(ITF)は19日、賭けに絡んだ不正に関与したため資格停止処分を受けた後も、全米オープンで線審を務めたクロアチアの審判員デニス・ピトナー氏に、新たに10年の資格停止処分を科したと発表した。

 ピトナー氏は選手の情報を漏らし、テニスの試合を対象とした賭けサイトに定期的にアクセスしたとして、12カ月の資格停止処分を受けた。しかし処分について申告せず、昨年の全米オープンに参加していた。』
 
バレーボールの世界でも、30年ほど前には、審判員の不正が噂されていました。日本人の審判員の名前は入っていませんでしたが、S国とK国の審判員は簡単に落ちるとさえ言われていました。
 
今のように国際大会で「チャレンジ・システム」(判定補助としてのビデオ活用)が無い時代でしたから、特に副審がタッチネットの反則を取ったら、その判定は覆されませんでした。
 
賭け事に関しては、選手や審判員だけでなく、信じがたいことですが、クラブのオーナーも絡んでいる場合もあります。例えば、優勝間違いないと前評判の高いチームのオーナーが、自分のチームが負ける方に賭けるのです。
 
オーナーは、自分のチームの監督にフルセットで巧妙に負けるように指示を出します。
 
これは、スポーツへの冒涜、観客への裏切り、正義の欠如、人間性への否定です。断じてやってはいけないことです。処罰は、厳しいものでなければなりません。
 

April 19,2016   ナショナルチーム監督の悩み ‐ 2

バレーボール指導書には、チーム強化のための方策が述べられています。

しかし、現実は理論通りには行きません。日本国内での指導においても、海外での指導でも実際の現場での指導は応用問題ばかりです。

そして、スキル(技術)指導よりも大事なものは、チーム・マネジメントです。つまり、チームの運営です。これは、現場の指導者だけではできません。

ナショナルチームの場合、強化委員長と監督、そして事務局長のコミュニケーションが欠かせません。会長が積極的に関与してくる場合もありますが、強化委員長を信頼して任せきって、会長は口を挟まない場合もあります。

昨日の午後は、カンボジアバレーボール連盟の事務局長、カンボジア連盟の強化を支援している日系企業の代表者、そして私の3人で、来年8月にマレーシアで開催される東南アジア競技大会に向けての強化策を話し合いました。

話し合いの内容は、非常に有意義な内容でした。

特に、今後のカンボジアバレーボールの成長を妨げている障壁が何であるか、3者が明確に納得できたことが一番の収穫でした。

但し、この障壁は、おいそれとは破ることができない大きな障壁です。対処を誤れば、いままで築き上げたものが崩壊する恐れがあります。正面から向かって行っても、上手くいかないのが予想されます。

1年目で、現状把握、2年目で現状の問題点、課題点を抽出、3年目でそれらの対策を実施しよう。私は、2年前にそのようにここのブログでも述べました。

そして、2か月後に、その3年目がスタートします。

私は、この2年間、指導における色々な場面で妥協してきました。妥協も、前に進むためには、時に必要な解決法です。しかし、「妥協」が続くと、それは気づかないうちに「諦め」に変化している場合もあります。

難しいところです。

2016年4月18日月曜日

April 18,2016   ナショナルチーム監督の悩み

カンボジアの男子ナショナルチームの監督を引き受けて、2か月後には2年経ちます。

1年で幸いにも、東南アジア競技大会で初年度の目標である万年最下位(8位)を脱出して5位にランクアップできました。この成績は、日本国内で小・中・高レベルで全国大会常連の日本人指導者であれば、私でなくとも達成できたであろうと思っています。

選手、コーチとの信頼関係の構築、規律の遵守、自分たちチームの強みと弱みの把握、ライバルチームの分析、ケガの予防と対策、など、日本人指導者にはさほど難しいことではありません。スキルやタクティクス(戦術)の指導は、さらに難しくありません。

次の目標設定は、来年2017年にマレーシアで開催される東南アジア競技大会でのメダル獲得です。メダルの色を何色にするのか、それはカンボジア協会が決めることです。私は、その要望された目標達成に向けて選手、コーチ、そして事務局長と一緒に邁進するだけです。

本日の午前中に、事務局長そしてコーチとMeetingを持ちました。今後の具体的な強化策を話し合いました。その話し合いの中で、我々に共通の「障壁」を再認識しました。

カンボジア人は小柄です(今年の平均身長は188cm)が、日本人以上に身体能力は優れています。このまま練習を積んでいけば、2年後の大会では、さらに上位に行ける、と確信しました。しかし、昨年、東南アジア競技大会が終了しての半年間、強化は順調に進展しませんでした。ある「障壁」が存在していたのです。

どこの国にも、発展が遮られるものがあります。オリンピックで優勝した後にも起こりうることです。この国の「障壁」は、私一人の力では何ともならないものです。

However、何とかしなければ、これ以上、前に進むことは難しい。どうしたもんか、、、。

2016年4月17日日曜日

April 16,2016   熊本地震 被害の拡大が心配

海外で放送されるNHKプレミアムは14日の日から一日中、地震による被害の模様を伝えています。

最初の地震のM.6.5よりも次にやってきた7.0が被害を拡大した模様です。亡くなった人は30名を超えています。家の中で下敷きになって救出を持っている人は、まだいるはずです。

今回亡くなった人の約半数は、2階建ての1階にいた人たちです。大きな横揺れで1階部分が崩壊し、その上に2階部分が覆いかぶさった格好です。そして、被害に遭われたのは、ほとんど高齢の方たちです。

私の家族にも高齢者がいます。1年前に要介護認定されるまでは、一人で手すり付きの階段を上って2階に寝ていました。介護認定された後は、さすがに階段の上り下りができなくなり、1階で寝ています。高齢者で介護認定者になるほど、1階に住むという地震の時には危険な状態になります。

怪我人も更に多くなってきました。避難者も10万人を超えました。高層のマンションに住んでいる方たちの中には、自分の部屋では倒壊の恐れもあるということで、いつでも逃げ出せるように、玄関口に非難されている方たちもいました。

私も地震は数多く経験しています。最初は、中学1年生の時の新潟地震でした。東京オリンピック開催の2か月前でした。故郷の山形県酒田市は震源地に近く、被害に見舞われました。地割れも間近に見ました。自衛隊の配水車にも並びました。新井田川という市内を流れる川が逆流しているのを見ました。海から海水が上流のほうに逆流して淡水魚たちが水面に浮かんできました。ウナギも、そのとき手づかみしました。

地震そのものは、怖いものです。その直後の生活物資の入手も1週間ほどは困難になります。電気も水道もガスもない生活が続きます。高齢者だけで住んでいる家が崩壊した場合、新築する資金も、元気もありません。

熊本、大分には友人、知人が多くいます。何とか、皆で助け合って乗り越えようと思っています。物資支援、義援金の準備をしています。

2016年4月15日金曜日

April 14,2016    九州でマグニュチュード6.5の地震

夜日本時間の10:20分ごろ、TVでNHKワールド(海外向けの番組)を見ていました。

2時間の時差があるので、丁度ニュース9を見ていたら、それまでのニュース報道を止めて、アナウンサーが厳しい表情になって「地震です」と言い放ちました。

10秒後に、震源地の熊本市の高台に取り付けられたカメラの画像が流れました。マグニュチュード6.5は東日本大震災、神戸淡路震災に次ぐ規模の地震です。

幸い津波や大火はありませんでした。原発にも異常は見られませんでした。3時間後に状況が少しずつわかってきました。死者が9名、怪我人は約950名、避難者は約4万人。余震はあと1週間は続くということです。

今回の地震の予知は10秒ほどでした。しかし、10秒程度では避難もできません。地震予知の研究に国は更に力を入れて欲しい、と思います。そして、地震後に備えてのライフラインの確保、と復旧です。

九州には、バレーボールを通じて知り合った仲間がたくさんいます。大きな被害がないことを祈っています。

自然は日本人に海、山の恵みを与えてくれます。そして災害ももたらします。これが日本人の宿命なのでしょう。しかし家を失っても、尊い人命を亡くすことのないように人智を尽くして対応していくのが我々の務めです。

2016年4月13日水曜日

April 12,2016    明日からクメール正月 

この国で、私は「正月」を一年に3回迎えます。

1回目は、1月1日の世界的なNew Year、日本では「お正月」です。2回目は2月6日~9日の中国
正月(Chinese New Year)。そして明日13日~16日のカンボジア正月(Khmer New Year)です。クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です.


カンボジア正月では、地方から出てきている労働者や学生、地方出身の住民が一斉にそれぞれの田舎(home land)に帰省します。

レストランも従業員がいなくなるので、この期間は休業します。中には、従業員に普段の給料の数倍以上を払って店の営業を続けるところもありますが、ほとんどの店は休業します。早いところは、先週の土曜日からお休みに入っています。

バレーボールの練習も、お休みです。

普段は、大渋滞の道路も、お正月の時は嘘のように閑散とします。お陰で、乱暴な運転のバイクや道路交通法をさほど守らない乗用車もほとんどいなくなり、大手を振って道を歩くことができます。

私のアパートメントのオーナーはバッタンバンというお米の産地で有名な地方都市の出身です。先週から一足先に帰省をして、アパートメントの住人にお土産を持ち帰り、親切にも配ってくれました。

「ノム・オンソーム」というカンボジアの「ちまき」です。お祝い事には必ずどの家庭でも作られるお菓子です。もち米をバナナの葉で包んで蒸したものです。中にはバナナが入っていました。

私の田舎の山形県酒田市、鶴岡市、新潟県の新発田市など日本海側の地域でも、似たような「三角ちまき」を冬に作っていました。酒田では「笹巻き」と言って、笹の葉で包んでいました。

私が小さいころは、酒田市の実家に行くと叔母が「笹巻き」を良く作ってくれました。その叔母も20年前に他界しました。

台所で「笹巻き」を蒸す甘い香りが部屋中に微かに漂っていたことを思い出しました。

2016年4月12日火曜日

April 11,2016     シェムリアップがアジア人気都市第1位に

カンボジアと言えば、世界遺産のアンコール・ワットやアンコール・トムの歴史的建築群のあるシェムリアップです。

アンコールは。サンスクリット語のナガラ(都市)から出た言葉で、ワットは「お寺」という意味のクメール語です。トムは「大きい」という意味のクメール語です。

最近のトリップ・アドバイザー調査でもシェムリアップがアジア人気都市第1位になりました。昨年に続いてのアジア第1位です。

トリップ・アドヴァイザー(Trip Advisor)というのは、ホテルなどの旅行に関する口コミ・価格比較を中心とする、ウェッブサイトおよびアプリです。世界的に有名なサイトです。

トリップアドヴァイザーが発表した「トラベラーズチョイス 世界の人気観光都市ランキング2016」では、2016年の世界一の観光都市に選ばれたのは「ロンドン」でした。シェムリアップは世界第5位でした。

アジアの2番以下は、ハノイ(ベトナム)、ウブド(インドネシア)、バンコク(タイ)、香港、東京の順となっています。

かく言う私、実は、まだシェムリアップを訪れていません。カンボジアは、これから雨期に入り、11月ごろまで日中は40度近くにまで気温が上昇します。7月頃も、暑くて観光客が減少しますので、この時期あたりが壮大な遺跡群をゆったりと2日ほどかけて見学できるのではないかと考えています。

しかし、暑さに弱い私が、広大な遺跡群を巡り続ける体力を維持できるかどうかは正直・・・自信がありません。
 

2016年4月11日月曜日

April 10,2016    またトップアスリートの不祥事が

有名な女性アスリートが飲酒運転の容疑で逮捕されました。
 
最近は、スポーツ界でのトップアスリートのこのような不祥事が多いですね。お知らせする私のほうも心が重いです。


その有名な女性とは、アメリカ女子サッカーチームの元エースストライカーのワンバック(Abby Wamback)選手です。ワールドカップの王者で2回のオリンピック金メダリストです。 
 
警察によると、今月初めの早朝にオレゴン州ポートランド市の自宅を出た近くで、赤信号を無視して警官に停車を命じられました。そして、アルコールk検知検査と呼気検査で飲酒が確認された、とのことです。

少女たちの憧れの的である彼女は、メディアを通じて「このような過ちは2度と繰り返しません」と誓いました。

当たり前のことを、当たり前に行っていれば、このようなことは起こるはずはないのですが、当たり前の日常を繰り返すということは、ある種の人たちには耐えられないことなのかもしれません。だからと言って、違法行為に走ってはなりません。

やはり、ストレスとの付き合い方が大事であると思います。

それにしても、トップ選手は、引退しても心の休まる日々はないのでしょうか?

 
 
 
 
 
 
 
 
 

April 09,2016    Panama Papers (パナマ文書)は世界を変えるのか

日本の報道機関も、ここに来て盛んにパナマ文書のことを記事に取り上げてきました。
( 詳細はこちら「国際調査報道ジャーナリスト連合」から→ https://t.co/ECgaNX09X3

パナマ文書の中には、過去のリークとしては最高の1,100万件以上の資料が入っています。そしてそのなかには、214,000という海外会社と個人を含んでいます。

電子データにして2.6テラバイトになります。1977年から2015年末までの40年近くにわたり、今回リークされたモサック社本社及び全世界に35以上もある事務所と20万人/社に及ぶ顧客との間で交わされた480万通の電子メール、100件の画像、210件のPDF文書が含まれていました。

2010年にスノーデンが米外交文書などを持ち出してウィキリークスで暴露した時に世界はその膨大さに驚きましたが、その量は1.7ギガバイトで、今回の文書はその1,500倍あるのです。

日本企業もパナマ文書の中に数百社あると言われています。英国の首相であるキャメロン氏も苦境に立たされています。確かに、法律上は違法ではなくとも、政治家は道義的に(モラルとして)国民から責められます。特に英国の付加価値税VAT(消費税)は20%です。国民は義務として皆支払っているのに、国のリーダーである人が税金逃れをしていることは問題視されます。

これから、更に詳細が明らかにされるということですが、全てが公表されるには更に3か月の時間を要するとのことです。関係者は、針の筵です。

しかし、全ての人と言いませんが、一般的に地位が上がれば上がるほど、お金持ちになればなるほど、高潔さが薄れてくるのはどうしてでしょうか?

私がもし突然大金持ちになったならば・・・どこかにお金を隠して、更に金儲けに走るようになるのでしょうか。私は、そうならないように、もしお金持ちになったならば、まず家族のために家を新築して、そしてカンボジアに球技専門体育館を寄贈して、残りは寄付をします。余分なお金は、私のような凡人には不幸を招くだけです。

2016年4月9日土曜日

April 08,2016     カンボジアと地雷

カンボジアという国のイメージは2つあります。

1つは、遺跡です。世界遺産にもなっているアンコールワットの遺跡群です。アジアで最も人気のある観光地の1つです。

もう1つが、地雷です。1953年にフランスからの独立を果たした後、1970年に軍部がクーデターを起こし、カンボジアは20年以上にわたる内戦に突入しました。長い内戦は、この国に「負の遺産」を残しました。国土のいたるところに埋められた地雷です。

1960年代のベトナム戦争時代から1970年~80年代の内戦を経て、90年代の和平実現までの30年近い間に、国内に400万~600万個の地雷が埋設されたと言われています。パリ和平協定(91年)から24年たった今でも、一般市民が地雷や不発弾の被害を受けています。

だからカンボジアは、危険です、と良くメディは取り上げます。

しかし、近年、国やNGOの長年の努力の結果、被害者は、相当数、減少しました。また、被害は、ほとんど地方の国境地域で起こっており、首都プノンペンはもちろん地方都市では被害者を出していません。

今週の新聞に地雷被害者が過去20年間で最少になった、との記事が載っていました。

『2015年の地雷被害者 過去20年間で最少

カンボジア地雷対策庁(Cambodian Mine Action and Victim Assistance Authority
:CMAA)の発表によりますと、2015年の地雷・不発弾による被害者数は、死者18名、
負傷93名(うち手足切断23名)と、2014年(死者21名、負傷133名)から減少しました。

1996年には、死者911名、負傷者3409名(うち手足切断443名)に達していましたが、
20年間の関係者の努力により、死者数を50分の一にまで減少させたことは高く評価される
ものです。また、1996年から2015年までの20年間でも、2015年の死亡者数は最低を
記録しています。

CMAAは、1月15日に国家地雷対策戦略(2017年~2025年:National Mine Action Strategy
(NMAS) 2017-2025)を発表し、引き続き地雷・不発弾対策及び被害者への支援に
取り組んでいくとしています。

なお、死亡者のうち7名は、地雷・不発弾の取り扱い中による事故によるものでした。
農村部での地雷・不発弾の取り扱いに関する啓蒙活動は、引き続き重要なものと
見られます。CMAAでは、今年も2月15日に、プレアビヒア州で「第17回国民地雷認知の日」
の式典を開催し、啓蒙活動に努めています。

カンボジア地雷対策庁(CMAA)のサイト(英文です)
http://www.cmaa.gov.k://www.cmaa.gov.kh/h/  』


2016年4月7日木曜日

April 07,2016    体のキレが戻ってきたような

昨夜は、週に1回の「バレーお楽しみ会」でした。

プノンペン市内にある屋根と柱だけのバレーボールコートが練習会場です。床はコンクリートの上に薄い人工ラバーを敷き詰めている、まずまずの施設です。

ここに、西洋人を中心に、東南アジアからカンボジアに働きに来ている、バレー大好きな素人が夜の7時になると毎回20名ほど集まります。そして、男女混合で6人制チームを作り、日本の体育の時間のバレーボール活動の、全員が公平に全てのポジションをこなしながら、アップもそこそこに、すぐにゲームを行います。

フォーメーションを工夫すれば、もう少しラリーの続くバレーボールができます。しかし、そうすると上手な人だけが、ボールに触れる機会を多く持つことになるので、全員がセッターを行い、スパイクもレシーブも行います。

初心者も多く、失敗ばかりしますが、それでもボールに触れる機会は他の人と同じなので、満足しているようです。確かに、チームは勝利しても、まったくボールに触れさせてもらえなかったら、つまらないでしょうね。

西洋人は、失敗する権利がある、という意識があるのでしょうか。失敗しても、気落ちしないで、また失敗します。失敗するのは、恥ずかしいという気持ちはないようです。失敗を積み重ねて、上手になるのです、という向上心をそこに見ることができます。

そうそう、私のプレーですが、このサークルに入って1年になりますが、ようやく体のキレが戻ってきたようです。ネットも一般のネットの高さなのでブロックは指しか出ませんが、スパイクは、放物線を描きながら強く打つこと、コースと強弱を打ち分けることができるようになりました。

恐らく、体重が減ったからだと思います。サーブレシーブにしても、相手サーブが打たれた瞬間にサーブのコースにスッと体がステップしていきます。体が軽くなって、フットワークの移動スピードが速くなったのでしょう。

体重が減少したのには、理由があります。ここのところ、一時帰国や海外出張が多く、お金の持ち出しが多くなったからです。日本に帰ると、本の購入、バレー指導に必要な物品の購入、研修会参加料、お付き合いなどで、1週間で数万円が財布から羽を生やして飛び立っていきます。

そのため、カンボジアに戻ってからは、外食を控え、慎ましい自炊生活を始めます。一人での自炊生活は、侘しいものですから、食欲も出ず、いつも小食で済ませることになります。これで、体重が減ったのでしょうね。

・・・私の健康はこれで維持できるのでしょか?課題ですね・・・。


 

April 06,2016    トップ選手を育てる指導者の自覚

スポーツの指導者は、勝つためのトレーニング、スキルそして戦術を指導するだけでよいのか?

昨日、リオ・オリンピックでメダルが有力視されている2人の日本人男子バドミントン選手が、違法な闇カジノ店=15年3月に警視庁が摘発、閉店=に出入りしていたことが6日、分かりました。

闇カジノ店は暴力団の資金源とされており、今後、リオ五輪の代表選考に影響を及ぼす可能性があります。
 
最近のプロ野球界の不祥事もそうですが、指導者は、スポーツのルールだけでなく、社会のルールをきちんと教えているのか疑問に思います。技能が世界トップクラスでも、20歳代は、人として未成熟です。
 
私の属するバレーボール界でも、40数年間、数々の不祥事を見てきました。高身長をいかして女湯を覗いた男子選手の情けないような事件もありました。セクハラ・暴力指導者もいました。
 
辞任した彼らのその後の人生は、スポーツと無縁の仕事に就いています。家庭は崩壊しています。
 
世界を目指す人たちは、常にプレッシャーとストレスの中で最大限の努力をしています。だからこそ、肉体を極限まで追い込むことと、精神を開放することのバランスを上手くとる必要があります。
それを指導するのも指導者です。
 
アスリートである前に社会人であることです。
 
一番であることより、まず一流を目指したいものです。

2016年4月6日水曜日

April 05,2016    パナマ・ペイパーズで暴露されたアイスランドの首相が辞任

きょうは、夕方に、フィリピンの英語の先生とスカイプを通じて会話をしていました。

そして、昨日アイスランド国会を取り囲んだ首相辞任のデモを受けて、当の首相が早々と辞任したことを知りました。その首相は、2日前に公表されたパナマ・ペイパーズに名前が載っていました。
(昨日のアイスランドの首相辞任を求める国会を取り巻くデモの人たち)

「税」とは国が、公共サービス(年金・医療などの社会保障・福祉や、水道、道路などの社会資本整備、教育、警察、防衛といったサービス)を提供するための資金調達を目的として、国民から徴収するお金です。正確には「租税」と呼びます。日本国民には納税の義務があり、このことは日本国憲法第30条にて定められています。

簡単に言うと、サークル活動においての会費のようなものです。

税には、住民税、所得税、消費税、相続税などがあります。企業では法人税があります。外国でも税率は違いますが、似たような税構造です。

しかるべき収入があっても、それに関わる税金を払わなければ、脱税になります。節税は合法ですが、脱税は違法です。

フィリピンでの高額納税者第1位は、あの国民的な人気ボクサーのパッキャオです。

しかし、パッキャオ以上に収入を得ている個人はフィリピン内に多くいると思います。どうも良くない匂いがします。

パナマ・ペイパーズに載っている政治家、有名人は、戦々恐々としていることでしょうね。
 

2016年4月5日火曜日

April 04,2016    パナマ・ペイパーズ?

今朝もスカイプを使って、フィリピン人の英語の先生とお喋りをしていました。

別れ際に、先生が、「明日は、パナマ・ペイパーズについてお話ししましょうね」と言ってスカイプのスイッチを切りました。

パナマ・ペイパーズって何? パナマ帽なら知っているが、パナマの紙が、どうかしたのかな?
とりあえず、インターネットで”Panama Papers”を探しました。
(記者たちは、昨年このスクープを入手し、事実を把握して本物と確認して、今回の発表にこぎつけました。画像は、国際的なジャーナリスト組織のリーダーにインタビューしているCNNのアマンポール女史〈後ろ向き〉です。私は彼女の英語が好きです。質問がわかりやすく的確だからです)

そうして、わかりました。Papersは、単なる紙切れではなく資料です。日本のメディアでは「パナマ文書」と呼んでいます。それは、脱税ではありませんが、脱税に等しい道義上問題のある行為と見なされる一国の政治リーダーや大金持ち達の資産に関する資料です。

これは、なんかとてつもない事件のような気がしてきました。アメリカのメディアでは「歴史上最大の世界的に堕落したスキャンダル」と取り上げていました。英国でもキャメロン首相が父親の資産の件で該当していますので一面で取り上げられています。

アイスランドの首相に対しては、即時「辞任」要求のデモが起きました。
他にも、現職の国のリーダーの名前、大物ではロシアのプーチン大統領が、スポーツではサッカーのメッシ選手の名前が挙げられていました。

報道された内容は、次のようです。日本経済新聞電子版を見ましたが、日本人が関与していなかったからなのか、この記事を扱っていませんでした。従って、私の拙訳で我慢してください。

『1,100万件以上に及ぶ財務資料が漏えいしました。20万社と個人14,00人の顧客を持つパナマにある法律事務所から、ある人物が得た資料です。そこには、世界のリーダー達が彼らの所得隠しと脱税を行うために彼らの職権を使っていることが示されています』

パナマは、タックス・ヘイヴン(Tax Haven:租税回避地:一定の課税が軽減、ないしは完全に免除される国や地域)の国や地域の一つです。

全貌の解明は、これから行われるでしょうが、英文を読んでいて、私には全く馴染みのない税務会計の英語に接することができて勉強になりました。

例えば、

Offshore accounts : 海外口座
Tax Haven : 租税回避地(税金逃れの場所:避税地) 
Money-laundering : マネー・ロンダリング 
(架空の会社などを使って不正資金を合法的なお金に換えること)
Tax evasion : 脱税

しかし、いつもこのような事件に接するたびに思うのですが、人はお金を持てば持つほど不正を働くようになるということです。我々庶民は、節税や倹約に知恵を絞ります。一部のお金持ちや権力者達は、脱税に悪知恵を働かせます。しかし、いつかは、化けの皮が剥がれるものなんですね。

2016年4月4日月曜日

April 03,2016    カンボジアでの交通事故が増加

私の住んでいるアパートは、ちょう十字路の角に建っています。昼過ぎに「ドーン」という音がしました。その後、「カラン」という破片が路上に落ちた音がしました。

私には、その音が車同士がぶつかった交通事故だとすぐわかりました。それほど、事故が多いのです。月に1度は、私のアパートメントの十字路で、このような音を聞いたり、その現場を目の当たりに目にします。

 
(画面左側に転倒しているバイクが見えます。運転手は木陰で頭を押さえて倒れています。ヘルメットは着けていません)
 
原因は明確です。

まず、車の往来の多い十字路に信号機が立っていない。大通りでしたら信号機は設置されています。次に信号機がなければ、一時停止の標識や停止線が必要なのですが、それは極端に少ないのです。

従って、十字路では、優先道路という意識もなく、お互いにスピードを緩めて譲り合いながら交差して通ります。夜間では、スピードを緩めることなく突っ切ります。

横断歩道は、存在しますが、一部の運転者は前方が赤信号でも横断歩道に突っ込んできます。

カンボジアでの交通事故被害者数は、近年増加傾向にあります。特にバイクの所有率の増加は目覚ましく、朝晩の交通ラッシュはバイクの無謀な運転、ルールを無視した運転によって引き起こされている面もあります。

私が気にしているのは、この国の免許制度です。自動車教習所はあるらしいのですが、中にはお金で免許を買えるということも聞きました。

私もよく見かけるのは、例えば、車の駐車が上手ではないということです。特にベンツなど高級外車を運転している女性達は、免許書を保持しているのか怪しいとみています。

日本大使館からは、次のように2015年度の交通事故について発表しています。

『2015年(1月~12月)の交通事故による死亡者数は、対前年比5.4%増の2265人に達しました。2011年1893人、2012年1894人、2013年1901人、2014年2148人と過去5年間において、年々増加しており、増加を止めることができていません。

 日本国内における2015年中の交通事故による死者数は4117人ですから、人口当たりの交通事故死者数は、日本では3万802人に1人であるのに対し、カンボジアでは6680人に1人と、死亡事故発生率は日本の4.61倍に上ります。

また、自動車数当たりの死亡事故発生件数で比べてみると、日本が1万8749台に1人であるのに対し、カンボジアでは189台に1人と、日本と比較して約100倍も死亡事故が発生しています。

 交通事故の主な原因としては、スピード違反、飲酒運転、無免許による未熟運転、無謀運転、不注意運転等が挙げられており、死亡事故の90%以上がオートバイ乗車時の事故で、死因の大多数がヘルメット未装着による脳挫傷とのことです。

  カンボジアにとって、交通事故は、緊急に取り組む課題となりつつあり、2015年1月9日に改正道路交通法が施行されました。改正道路交通法では、同乗者も含めたヘルメットの着用義務強化や、飲酒運転の罰金を1000ドルに引き上げる等の改正がなされています。』

2016年4月3日日曜日

April 02,2016    カンボジア日本人会役員を退任

本日は総会があり、その場で役員を退任しました。

任期は、規約で1年と決まっていました。

この1年間、役員の皆さんと一緒に各種イベントを企画開催しました。そのような活動を通じて、私一人では見れなかったカンボジアの別の顔を見ることができました。

月1回開催される役員会を終えて、プノンペン市内のレストランを食べ歩き、先輩役員さん達からいろいろな話題を聞くことが楽しみでした。

2016年4月1日金曜日

April 01,2016    今日から4月がスタートしました。

今朝、カンボジアバレーボール連盟から電話がありました。

「渡邉監督、ニュースです。カンボジアの山岳部に2m台のカンボジア人が4人いることが最近わかりました。そして、彼らはバレーボールをやりたいと言っています」。


そんな連絡があったら、楽しいでしょうね・・・。

きょうは、年に1回だけ「嘘」をいうことができるエイプリル・フール(4月馬鹿)の日です。

アジアのバレーボールで、コート上に2m台の選手が4人も並ぶ姿をまだ見たことがありません。小さなカンボジア人選手を鍛えることは楽しいのですが、大男たちを鍛えることも楽しいでしょうね。

実は、お隣のタイランドのナショナルチームには2m13cmと2m20cmの2人の若い選手がいます。どちらもポジションはミドル・ブロッカーです。動きが、まだまだ緩慢ですが、彼ら2人が育ってきたら、同じ東南アジアのライバル国にとっては脅威ですね。

2m台の選手にしかできないスキル(技術)も開発しなければなりません。戦術も大きく変わります。想像しただけでワクワクします。

おっと、携帯電話の呼び出し音が鳴りました。

ひょっとして・・・。まさか・・・。