世界のテニス界でも選手が自分の試合を賭け事の対象にしていたことが昨年報告されました。そして、昨日は、審判員の関与です。
ロンドン共同の昨日の記事です。
『【ロンドン共同】国際テニス連盟(ITF)は19日、賭けに絡んだ不正に関与したため資格停止処分を受けた後も、全米オープンで線審を務めたクロアチアの審判員デニス・ピトナー氏に、新たに10年の資格停止処分を科したと発表した。
ピトナー氏は選手の情報を漏らし、テニスの試合を対象とした賭けサイトに定期的にアクセスしたとして、12カ月の資格停止処分を受けた。しかし処分について申告せず、昨年の全米オープンに参加していた。』
バレーボールの世界でも、30年ほど前には、審判員の不正が噂されていました。日本人の審判員の名前は入っていませんでしたが、S国とK国の審判員は簡単に落ちるとさえ言われていました。
今のように国際大会で「チャレンジ・システム」(判定補助としてのビデオ活用)が無い時代でしたから、特に副審がタッチネットの反則を取ったら、その判定は覆されませんでした。
賭け事に関しては、選手や審判員だけでなく、信じがたいことですが、クラブのオーナーも絡んでいる場合もあります。例えば、優勝間違いないと前評判の高いチームのオーナーが、自分のチームが負ける方に賭けるのです。
オーナーは、自分のチームの監督にフルセットで巧妙に負けるように指示を出します。
これは、スポーツへの冒涜、観客への裏切り、正義の欠如、人間性への否定です。断じてやってはいけないことです。処罰は、厳しいものでなければなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿