2016年4月11日月曜日

April 09,2016    Panama Papers (パナマ文書)は世界を変えるのか

日本の報道機関も、ここに来て盛んにパナマ文書のことを記事に取り上げてきました。
( 詳細はこちら「国際調査報道ジャーナリスト連合」から→ https://t.co/ECgaNX09X3

パナマ文書の中には、過去のリークとしては最高の1,100万件以上の資料が入っています。そしてそのなかには、214,000という海外会社と個人を含んでいます。

電子データにして2.6テラバイトになります。1977年から2015年末までの40年近くにわたり、今回リークされたモサック社本社及び全世界に35以上もある事務所と20万人/社に及ぶ顧客との間で交わされた480万通の電子メール、100件の画像、210件のPDF文書が含まれていました。

2010年にスノーデンが米外交文書などを持ち出してウィキリークスで暴露した時に世界はその膨大さに驚きましたが、その量は1.7ギガバイトで、今回の文書はその1,500倍あるのです。

日本企業もパナマ文書の中に数百社あると言われています。英国の首相であるキャメロン氏も苦境に立たされています。確かに、法律上は違法ではなくとも、政治家は道義的に(モラルとして)国民から責められます。特に英国の付加価値税VAT(消費税)は20%です。国民は義務として皆支払っているのに、国のリーダーである人が税金逃れをしていることは問題視されます。

これから、更に詳細が明らかにされるということですが、全てが公表されるには更に3か月の時間を要するとのことです。関係者は、針の筵です。

しかし、全ての人と言いませんが、一般的に地位が上がれば上がるほど、お金持ちになればなるほど、高潔さが薄れてくるのはどうしてでしょうか?

私がもし突然大金持ちになったならば・・・どこかにお金を隠して、更に金儲けに走るようになるのでしょうか。私は、そうならないように、もしお金持ちになったならば、まず家族のために家を新築して、そしてカンボジアに球技専門体育館を寄贈して、残りは寄付をします。余分なお金は、私のような凡人には不幸を招くだけです。

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