今週の月曜日から、ナショナルチームの活動が本格的に始まりました。
それでも、まだ候補選手16名全員は集まっていません。今日も11名が集まってきて練習を行いました。今週の練習メニューは、ブロック中心に行っています。
ブロックは、第一の防御であるという意識を植え付けています。第二の防御がスパイクレシーブです。男子バレーの場合は、ブロックがなければ、時速120㎞を超えるスパイクはレシーブできません。人間の反応時間を超えています。正面でレシーブしても、ボールの勢いに腕が弾かれてコントロールできません。ブロックで、相手のスパイクをワンタッチして何とか勢いを弱めたり、打ちにくい方向に打たせてレシーブするというブロックとレシーブとの関係が大事になります。
全体的には、基本練習を飽きないように工夫を凝らしています。例えば、ヘディング→腿→足首のインステップで相手に返す、というボールのパス練習も行っています。
普段の彼らのクラブでの練習は、いつも同じ内容で進められています。特にスパイクの練習時間は多く、ブロック練習は全く行いません。レセプション(サーブレシーブ)もほとんど行われていません。
従って、ナショナルチームでの練習は、選手たちが普段やっていない分野の練習を多くやっています。
指導者講習会を行うことも、私のこれからの課題です。
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