海外で放送されるNHKプレミアムは14日の日から一日中、地震による被害の模様を伝えています。
最初の地震のM.6.5よりも次にやってきた7.0が被害を拡大した模様です。亡くなった人は30名を超えています。家の中で下敷きになって救出を持っている人は、まだいるはずです。
今回亡くなった人の約半数は、2階建ての1階にいた人たちです。大きな横揺れで1階部分が崩壊し、その上に2階部分が覆いかぶさった格好です。そして、被害に遭われたのは、ほとんど高齢の方たちです。
私の家族にも高齢者がいます。1年前に要介護認定されるまでは、一人で手すり付きの階段を上って2階に寝ていました。介護認定された後は、さすがに階段の上り下りができなくなり、1階で寝ています。高齢者で介護認定者になるほど、1階に住むという地震の時には危険な状態になります。
怪我人も更に多くなってきました。避難者も10万人を超えました。高層のマンションに住んでいる方たちの中には、自分の部屋では倒壊の恐れもあるということで、いつでも逃げ出せるように、玄関口に非難されている方たちもいました。
私も地震は数多く経験しています。最初は、中学1年生の時の新潟地震でした。東京オリンピック開催の2か月前でした。故郷の山形県酒田市は震源地に近く、被害に見舞われました。地割れも間近に見ました。自衛隊の配水車にも並びました。新井田川という市内を流れる川が逆流しているのを見ました。海から海水が上流のほうに逆流して淡水魚たちが水面に浮かんできました。ウナギも、そのとき手づかみしました。
地震そのものは、怖いものです。その直後の生活物資の入手も1週間ほどは困難になります。電気も水道もガスもない生活が続きます。高齢者だけで住んでいる家が崩壊した場合、新築する資金も、元気もありません。
熊本、大分には友人、知人が多くいます。何とか、皆で助け合って乗り越えようと思っています。物資支援、義援金の準備をしています。
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