2014年1月27日月曜日

Sat.Jan.25,2014 NHK朝の「ごちそうさん」 今週は泣かされた

主人公めゐこの義理の妹が体調の良くない父親の元気なうちに花嫁姿を見せようと祝言(結婚式)を挙げる。当日、実は、めゐこ夫婦の祝言も一緒に執り行ってくれるように、めゐこの義理の姉に彼女は涙ながらに訴える。

この義理の姉役をやっている役者さんの演技は素晴らしく、本当に憎らしくなるほど、めゐこをいびってきた。いわゆる、いけずな小姑という役を見事に演じきっている。主人公が陽であれば、脇役は陰であるが、この対比があってこそドラマに芯ができる。

おっと、そんな評論家みたいなことは差し控えて・・・。義理の妹の涙ながらの訴えには私ももらい泣きした。果たして、家族みんなのお願いが通じて小姑の「しょうがありまへんな」の一言で許しが出て、めゐこ夫婦は同居して7年目にして祝言を挙げることができた。その数日後の朝、父親は静かに息を引きとっていた。ここも泣かせる。
(明治時代まで結婚式のことを「祝言」と言っていた。今でも田舎では「祝言」という言葉を使っている地域もある)

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