この義理の姉役をやっている役者さんの演技は素晴らしく、本当に憎らしくなるほど、めゐこをいびってきた。いわゆる、いけずな小姑という役を見事に演じきっている。主人公が陽であれば、脇役は陰であるが、この対比があってこそドラマに芯ができる。
おっと、そんな評論家みたいなことは差し控えて・・・。義理の妹の涙ながらの訴えには私ももらい泣きした。果たして、家族みんなのお願いが通じて小姑の「しょうがありまへんな」の一言で許しが出て、めゐこ夫婦は同居して7年目にして祝言を挙げることができた。その数日後の朝、父親は静かに息を引きとっていた。ここも泣かせる。
(明治時代まで結婚式のことを「祝言」と言っていた。今でも田舎では「祝言」という言葉を使っている地域もある) |
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