2014年1月20日月曜日

Sun.Jan.19,2014 Vプレミア 大田大会へ

西船橋駅から東西線に乗り、東急線に乗り換えて1時間。羽田空港の近くの梅屋敷駅で下車3分歩いたところに会場の大田区総合体育館がある。10年ぶりぐらいで来館したが、全面改築されモダンな体育館に生まれ変わっていた。

第1ゲームの始まる前に、ここのところ3位をキープしているJT監督である尾崎さん(弘前工業卒、日本体育大出、ヨーカドーコーチ、弘前聖愛女子バレー部監督を歴任)と談笑。そして、中心選手としてチームを牽引している小さなエースの石井美樹(大和南高卒、久光を経て昨年からJT)とも少し話ができた。

彼女は、なんとVリーグで現在総得点部門の第4位にランクされている。スパイクでのスイングが速く、ブロックを見てからの打ち分けもできる。バックアタックもできる。サーブレシーブも、セッター(全日本ユースで経験)もできる。課題はブロックとサーブレシーブからのバックアタックの実行であろう。相手チームは彼女のバックアタック封じで彼女を狙ってサーブを打ってくる。そこで体勢を崩してもバックアタックに入れるようにスキルアップすれば、相手ブロッカーはマークせざるを得なくなり、JTとしてはサイドの平行トスが効果を上げ、チームとしても更に得点は増えるであろう。バランス能力の高い彼女であれば、それもできるであろう。

試合のほうは、岡山 - JT  3 - 0 (25-21,  25-14,  28-26)  で岡山の勝利であった。石井も15点とチームで一番得点したもののチームのブロックが上手く機能しなかった。3セット目にJTの位田選手が膝を捻って転倒した。過去にも負傷した同じ位置の靭帯損傷のようだ。今季の復帰は難しいであろう。

JTにも外国人(トルコ出身、191cm)はいるはずだが、どこにいるのか探してみた。眼鏡をかけた長身の通訳らしい女性がいたが、彼女がその人であった。外国人選手も色々ですね。助っ人になっている外国人選手、リーグ序盤なのに怪我している外国選手、期待と違って活躍できない外国人選手、契約時の書類と違う体型の外国人選手・・・。

第2試合はトヨタ車体とNEC。車体の新監督である泉川さんと少しだけ挨拶程度に話した。実は、彼が関東高校3年生時代からの知り合いで、日体大に進学してからも良く言葉を交わしていた。なかなか真面目な人物である。

試合のほうは、トヨタ車体 - NEC  3 - 0 (25-18,  25-20,  25-21) であった。NECはミドル陣が高卒で3年目という経験の浅い2人がスパイカーとまだ駆け引きできない。外国人(クロアチア出身、192cm)は高さとパワーはあるが、トスが乱れるとチャンススパイクになってしまう。レシーブも得意とではないようだ。

トヨタの外国人(ハワイ出身、180cm)は、中型ながらゴムマリのような跳躍力で最高到達点が322cmに達する。動きも軽快で日本バレーをどんどん吸収している最中のようだ。
他会場からの連絡で昨年3冠で、今期も皇后杯を連続獲得した久光製薬が昨日に続き敗退したことが伝わってきた。久光の成績は5勝5敗、4位に後退した。監督が体調不良で不在。阿保コーチが代理監督を務めたということだ。中田監督に何があったのか?ちょっと気になる。

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