ここのところ月1回コーチングに行っているあのセレブの千代田クラブさんを訪問した。先週の交流試合でこのチームの課題が見えた。それはサーブである。サーブが攻撃的になっていないのである。
そこで、さっそくサーブの基本から練習に入った。意外と皆さん知らないのが、打ち手の形。そこで、色々な手の形をゲンコツから平手まで数種類を紹介して、その中から自分に合うものを探して身に付けるように指導した。実際、打たせてみると、コントロールが良くない、ボールが回転する。この原因は不安定なトスにある。右利きであれば、例えで言うと、打ち手がアタッカーでトスを上げる手はセッターである。セッターのトスが不安定であれば、アタッカーも打ちにくい。サーブは一人でトスを上げて一人でボールを打つスキルである。眼を閉じてもできるものでなくてはいけない。ということで、安定したトスを上げるコツを悪い例を示しながら懇切丁寧に指導した。自分でもこんなに丁寧に分かりやすく指導したのは1か月ぶりのこと。よそ様のチームに指導するときは優しくなる・・・。
千代田クラブの本拠地は、千代田区神田鎌倉町にある区立体育館である。地名に「鎌倉」が入っているのは何故かわかる人は手を上げてくださいな。そうですね、江戸時代このあたりは江戸の町を造るために、相模の国(現在の神奈川県)は鎌倉から木材や石を商人もろとも運んできた御濠の岸壁だったんですね。直ぐ近くには、鎌倉橋が高速道路の真下にある。時代小説作家の佐伯泰英さんのベストセラーである『鎌倉河岸(がし)捕物控』はこのあたりが舞台だ。「合点だ!」十手持ちの政冶の声が聞こえてくるようだ。
帰り道は、古本屋街を通って御茶ノ水駅に向かったが、途中の古本屋で辞書を購入した。以前から欲しかった『類語辞典』である。新刊であれば、3,600円が1,000円安く、お買い時とばかりに買った。類語辞典を活用して、今後はこのブログも言葉が豊富になるであろうことを期待しているが、その前に、それぞれの事象に最適な言葉を選択するセンスが問題となる。そのセンスが私にあるかどうかがハムレット的な悩みである。
小唄調で・・・♪センス(扇子)は~ない~が、ウチワ(団扇)~は、あるがね~♪
いずれにしろ、猛暑の今夏はセンスもウチワも売れるでしょうね。
(画像は、体育館前にある説明看板。江戸時代に、私もちょいと行ってみたいものだねえ)
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