2011年7月18日月曜日

7/18(祝) 2011全日本9人制バレーボール実業団女子-2




 本日は、小平市民総合体育館にて、準決勝と決勝戦があった。1ヶ月前から、この大会は見に行こうと決めていた。9人制のトップレベルは、実業団バレーである。この他に、全国大会で、社会人、クラブ、総合、櫻田杯があるが、昨年の千葉国体で9人制がなくなってからは、実業団のバレーが9人制の最高峰大会であると、私は思っている。
 1年に1回は最高のレベルの試合を間近で見ることは指導者にとって大事である。最近の技術、戦術の傾向もその場でわかる。また、指導者、関係者との最新の情報交換もできる。せっかく、東京都で開催される最高峰の大会をママさんバレーの人たちにも見てもらいたかったので、千葉市の我がママさんチームにも声をかけたところ、4人が行きますということになった。
 昨日からゲームを見たり、役員と情報交換したりして、次のようなことが分かった。出場チームは、震災などの影響もあり、東北からまったく出場チームがなく最終的に30チームのみとなったこと。レベルとしては、上位の6チームほどは高いレベルを維持しているものの、中間層のレベルが低くなった。下の方は更にレベルが下がっていた。会場には節電の関係もあるが、クーラーが入っていないので、選手のコンディショニングは決して良くなかった。また、観客への配慮も細かいことは言いたくないが、もう少し全国大会にふさわしい華やかさが欲しかった。
 さて、決勝は関西ブロック同士の戦いとなり、大阪府のパナソニックエナジー(松下電池)が2-0で兵庫県の富士通テンを振り切った。パナソニックの攻撃は全日本女子を上回るスピードで展開されている。セッターの手にボールが入った瞬間には、A、Bクイッカーはジャンプしていて、更にレフトスパイカーも踏み込む寸前で誰がスパイクを打つのか予測もできない。ブロック・ワンタッチを身を挺してトスにするレシーバーの技術やリバウンドからネットプレーへの9人制ならではの技術を6人制はもっと参考にすべきである。ママさん達は、本物の9人制を見て、ただただ驚いていた。
 体育館を出て、JR国分寺の駅ビルのなかの「武蔵野茶房」という一寸洒落たお店に入ってママさん達は特大のパフェを、私は特大のかき氷を注文した。かき氷は、本当に大きく、食べきれないほど量があtった。かき氷は、冷たさで頭がガンガンしたものの、生来の意地汚さでなんとか食べ続けた。黒蜜と練乳とソフトクリームの甘さが、食べ終わっても、しばらくねっとりと口の中に残り、今夏はこれでかき氷は十分過ぎるほど堪能したと感じた次第であった。


(画像は、決勝戦での両チーム紹介。私が9人制バレーを教えて頂いた石川島播磨重工業や富士電機、神奈川中央交通の日本一を争ったチームが既に廃部になっているのがなんとも寂しい。会場では、久しぶりに石川島播磨の元監督である石野さんの解説を聞きながらゲームを観戦した)

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