2011年9月19日月曜日

9/17(日) 日体協公認指導員養成講習会in神奈川県

 私が日体協公認指導員・上級指導員養成講習会をお手伝いしている県で継続しているのは、現在3県。青森県、秋田県、神奈川県。私が主管している地元の千葉県も入れれば4県になるが、神奈川県との関係は長い。昨年、神奈川県の指導強化普及委員長を退任された森先生から講師を依頼されたのは、かれこれ8年前になろうか。開催されなかった昨年を除き、毎年講師の依頼を受けている。今年から委員長が代わられたが、新委員長の原先生からも引き続き依頼があった。
会場は、原先生が勤務されている日本男子バレー界の名門である藤嶺藤沢高校である。
 今年の講習会は4日間で、9月に入ってから、週1回のペースで開催している。本日が私の担当で、「ウオーミングアップとクーリングダウン」「初心者指導」の計3時間。JVAが編集している現在のテキストには「ウオーミングアップとクーリングダウン」の章は2ページのみで詳細が解説されていない。そこで、今回は、私も改めて最新の研究成果を学習して望み、講義では受講者に解りやすくパワーポイントで図を使いながら解説した。講義は15分ぐらいで済ませ、実技で24人の受講者に実際動いて体験して頂いた。ポイントは、種目の特性に配慮したアップの内容にしようということ。例えば、ブロック強化週間であれば、ブロック動作につながる基本のステップやストレッチを多めに行おう、ということである。アップのためのアップでは時間の浪費である。
 受講者の中には、全国レベルの指導者も多く、川崎市立橘女子バレー部監督や県立大和南女子バレー部の藤原コーチなどが挨拶に見えた。中には、15年振りぐらいに挨拶された埼玉栄女子バレー部の親御さんもいらして「ご無沙汰です」の声で、少し昔に埼玉栄高女子バレー部をコーチしていたことなど思い出した。
 午前中の私に割り当てられた講習を終えて、帰ろうとすると、県立大和南女子バレー部の前監督である飯塚先生より電話があり、講習後の食事に誘われた。午後の「バレーボールに適したトレーニング」の実習を見学しながら、飯塚先生を学校で待って、夕方には藤沢駅近くの居酒屋さんに入った。
 明日の敬老の日は、私もお休み。くつろいだ感じで飯塚先生、受講者で大和南のコーチ2人、そして前委員長の森先生の5人で2時間ほど過ごした。話の中心は、60歳を過ぎたベテラン教員お二人の新米教員時代の思い出話に花が咲いた。
(画像は、我が家の本棚に合った「藤嶺藤沢高校バレー部60周年誌」。全国大会優勝7回、準優勝3回。全日本選手も保田選手など富士フィルムで活躍した卒業生が多い。 )

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