最近、練習に出ている。会社の会議が長引いて、今夜も練習会場に行くのが遅くなった。車で40分かけて会場の船橋市立大穴中学校に行った。学校に着くのが、いつも8時15分過ぎ。私自身の練習時間はない。我がクラブの特徴として、15分間だけ課題練習を行う。
今月からは、男性攻撃陣の時間差攻撃の基本を指導する。いわゆる、X攻撃というやつ。一人がAクイックの速攻に入り、もう一人の男性が回り込んでBクイックのセミを打つ。戦術としては1980年代のバレー界の定番である。この戦術のポイントはコントロールされたサーブレシーブとセッターのトスコントロールである。特にセッターであるが、我がクラブのセッター陣のおばさま達は自分達が1歩も動かずにトスアップできるようにナイス・レシーブするように無言で要求する。全日本で言われる「Aパス」がセッターに返らない限り、スパイカーが打てるトスを上げようとしない。まあ・・・そのことが、逆に男性陣のレシーブ力をアップさせているという結果を出している。
先週の船橋市民交流大会で、我がクラブからは2チーム出場した。どちらも20歳以上のフリーの部である。そして、1チームが、久しぶりにフリーの部で優勝して帰ってきた。これも、動かない(動けない?)我がクラブのセッターのお陰であろう。感謝である。
それにしても、私が出場できないときに優勝しているのが、ちょっと悔しい。
ゲーム練習では、2点連続ポイントしなければ1点入らないシステムで行った。これは集中力を高める練習だ。6-6から始めて、結果はサーブ力のあるチームの方が勝利する。集中力とサーブ力は相関関係があるということである。ゲーム練習をただ単に点数を競うだけでなく、このようにプレッシャーを与えることで、緊張感に慣れて、集中力が増し、実際のゲームを楽にプレーできるという効果が出てくる。我がチームでは、心理学を活用した結構メンタルな指導をやっているんですよ、エヘン。
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