「敬老」の「老」とは、いったい何歳以上を「老」というのでしょうかね?電車のシルバーシートは一般的に定年の60歳以上であるらしい。しかし、シルバーシートの年齢に関する定義が変ろうとしている。
厚生年金は、基礎年金相当の定額部分が65歳からとなっているが、更に報酬比例部分の支給開始も60歳から65歳に段階的に上がる。男性の場合、2013年度から引き上げが始まり、定年退職時に年金がもらえない人や、定年後に5年間、無年金の人が出る、ということだ。従って、国は企業に対して、65歳までの定年延長や60歳からの再雇用を求めている。シルバーシートはどうやら近いうちに65歳以上になるかもしれない。
私の場合は、勤務先に定年延長制度がある。1年ごとの契約制だ。しかし、私は2月27日に誕生日を迎え、3月10で勤務先を定年(卒業)することを決めた。確かに、ここの会社でなければできないことが沢山あった。感謝しきれない。しかし、ここの会社を出ることで、できることも沢山ある。名のある企業という肩書がなくなるが、これからは自分の力量で残された人生を切り開き、豊かにしていこうと考えている。目的はバレーボールの伝道師。若手の指導者とベテラン指導者のパイプ役になることを、ずっと20数年前から考え、やってきた。バレーボールが世界の人々に更に広まるように、これからも多くの指導者の育成、養成に携わっていくことが私の道だ。
私が、電車のシルバーシートに堂々と座れる日は、取りあえず70歳から、としておきたい。それまでは、やせ我慢で通していきたい。
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