2012年6月14日木曜日

Wed.June 13,2012 最近のお好みのTV番組は?

   ほぼ毎日見ている番組が2つある。NHKとBSフジ。全て録画で観ている。
まずは、NHK朝の連続テレビドラマ「梅ちゃん先生」。女医さんの成長物語。主演の堀北真希が愛らしくて良い。さすがNHKだけあって脇役が、これまた演技派で固めていて物語に引き込まれる。物語は今のところ敗戦後から高度経済成長時代に入っている。貧しくとも隣近所で助け合って生きてきた昭和30年代が時代背景が同じ時代を生きてきた私には懐かしい。
   今週は、医師国家試験も合格し、帝都大学に勤務することになった梅子が上司の内科の教授から論文を書きなさいと指示された。論文を書いたことがない梅子は秘かに思いを寄せられている先輩医師に論文の書き方を指導してもらうことにした。
下の画像は、そのときの先輩医師から梅子が論文の書き方で注意された画面。思わず、4年前に私も苦労した修士論文のことを思い出していた。

   梅子は、文章を「です、ます調」で書いた文体を注意された。私も最初の修士論文中間発表で指導教官の準教授に「渡邉さん・・・何か本でも出版するのですか?」と皮肉っぽく注意された。つまり、論文というものは、報告書ではない。内容も大事だが、同じくらい、論文作成のルールに従って書くことも大事ということだ。内容では、独自性(オリジナリティ)、根拠(エヴィデンス)、論理性(ロジック)の3つが大事。

   BSフジでは4月から月~金に「三国志」を放映している。これも夕方の放映なので録画で深夜観ている。総制作費が中国大河ドラマ史上最高の25億円、総制作日数が6年費やされている。総エキストラ数は15万人。兵士は現役の兵士も出演していると聞いた。10数万人の兵士の戦闘シーンは特殊効果も使っているが迫力がある。
   乱世を駆け抜けた英傑たちの物語である。天下を治めるには、大きな度量を持ち、信義を重んじ、人身を把握することが大事というのが、このドラマのテーマである。日本の現役政治家にも観てもらいたいドラマだ。男女の愛はほとんど出てこないので、女性にはあまり面白くないかもしれない。それでも、ところどころで女性の感性、母親の愛が無骨な男たちの世界に安らぎや別の視点を与えている。下の画像は、劉備玄徳、関羽、張飛の三兄弟。物語はあと50話も残っている。 

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