昨夜は、夜の講義の後に、講師の先生方とお話に興じた。他に、昨年、10数年ぶりに日本(新潟)で開催された時の受講者で仲間の増田先生も加わり、夜遅くまでロンドンオリンピックの結果のこと、これからの世界のバレー、日本のバレー界のあれこれを半分英語を交えながら話し合った。
例えば、FIVBの目指す課題の一つである「プレーしても観戦しても楽しいバレーボール」という意味では、現在の2人制のビーチバレーを男女混合の4人制に変更していく案など豊田先生から提案があった。
講習会そのものは9日からスタートしている。朝8:30から午前中は講義、午後からは実技、夜は8時過ぎまでビデオを見ながら討議するスタイルで、一日の受講時間は約9時間。このサイクルで12日間、途中一日の休息日を挟んで講習会が運営される。
講義、実技とも全て英語で行われる。受講者の中には英語力が向上したと喜んでいる人もいる。内容はレベル1であるが、非常に論理的で実践的である。受講者のほとんどは、さっそく自分のチームで試してみたい、目から鱗が落ちた、と驚いたという人が多い。日本で開催されている従来の講習会と違うところを一つ上げてみる。数多いFIVB公認インストラクターの中でもMr.足立の理論はエヴィデンス(根拠)があり、彼が海外(アメリカ、スイス、フランス、UAEアラブ首長国連邦など)のナショナルチームやジュニアナショナルチームで指導してきた経験に基づいており実践的であり、理解しやすい。
デモンストレーションとして、日本体育大学女子バレー部、高校男子チームが手伝ってくれた。特に日本体育大学は選手の能力も高く、Mr.足立の指導を受けて目に見えて上達していくのがわかった。今年の3年生にはポストLONDON(ロンドンオリンピックの次)に向けての全日本女子候補選手もいる。サウスポーでパワーもあり、期待できるプレーヤーだ。
夜は、昨夜同様に講師陣との語らいが深夜まで続いていった。
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