2014年2月23日日曜日

Sat.Fwb.22,2014 お陰様で重版が出ます

今週初めに、出版社の編集者からメールが入った。2年前に編集した「確実に上達するソフトバレーボール」(実業之日本社)の重版を出すので修正するべきところがあれば、連絡ください、ということであった。

修正個所は、出版された直後に数か所、見つけていたので、翌日には編集者にすぐ連絡できた。それにしても、執筆代表者の私としては、内容には自信を持っていたが、重版が出ることになって、愛好者の求めているところと一致したという証明にもなったことが嬉しい。

特筆したいのは、共同著者の1人でもある元全日本女子監督の岩本先生の知名度と広報活動である。先生はソフトバレーに限らず、各種バレーの講習会や教室のときには数冊を携えて、まるで「富山の薬売り」の行商人のように宣伝し販売活動をおやりになっていたと他の方から聞いていた。

このソフトバレーが誕生して、真っ先にソフトバレーに関心を寄せたのが岩本先生であった。初心者は硬いボールを怖がる。突き指や顔に当たる恐怖心がある。それを解消させるのに柔らかいソフトバレーボールを用いてオーバーハンドレシーブをいとも簡単に指導法の一つとしてとして樹立させた。更には障がい者の授業にも取り入れた。過去の全日本監督の中で岩本先生だけがソフトバレーのパワーに気づいた。今では、その当時の先生の教え子のオリンピック選手達、例えば丸山由美さん、高橋有紀子さん、吉原知子さん、多治見麻子さん達が先生の影響でソフトバレーボール指導員(日本バレーボール協会公認リーダー資格)の資格を取り、交流大会にも出場しながら広くバレーボールの普及に努めている。

そのような岩本先生はじめ、多くの関係者が販売に奔走して頂いた。モデルを務めてくれた東京都墨田区のソフトバレークラブであるジールさんも地元の大手書店を通じ100冊近く購入されたようだ。聞くところによれば、販売された6月、その書店ではその月の売上No.1となったそうである。

山形県酒田市ソフトバレーボール連盟会長の佐藤さんは、交流大会時には必ず本部に数冊置き宣伝している。他にも大勢のソフトバレーボール愛好者の方々が宣伝して頂いたお蔭で今回の重版になったと認識している。さらに再重版になれば、望外の喜びである。そして、その先にあるのはDVD付の『もっと楽しめるソフトバレーボール』の出版・・・かな?
 

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