2014年2月15日土曜日

Thu.Feb.13,2014 Article of the Japan Times about the men's Japan national team

先週、全日本男子バレーボールチームの監督交代の発表があった。昨年、日系三世アメリカ人のG.佐藤が日本バレーボール界初めて外国人としてナショナルチームの指揮官に就任した。そして、まだ1年経っていない期間での監督交代であった。

Feb 7, 2014           

Volleyball coach Sato speaks out after dismissal

by Kaz Nagatsuka
You are given a big project and asked for a long-term commitment. And then you are ousted based on your short-term showing? It just doesn’t sound right. But that was apparently what happened between the Japan Volleyball Association and Gary Sato. Late last month, ...
        
私の手元に、1通のメールが届いた。上のようなJapan timesの記事を読みましたか?という内容のメールであった。アメリカバレーボール協会に多くの友人を持つ日本の大学教員K氏からのメールであった。彼の意見は書かれていない。アメリカバレーボール協会もこの記事は注目しているよ、という意思表示なのであろう。

G.佐藤さんに関しても、新監督の南部さんに関しても、私の意見は既にここのブログで述べた。ポイントは、指揮官もさることながら、指揮官を取り巻く強化組織の編成である。現代は、カリスマ指導者の時代ではない。強化組織の総合力の時代である。

ロンドンオリンピックで銅メダル獲得の全日本女子チームのコーチシステムが一つの方向性を示してくれた。真鍋監督は、自分個人だけの力の限界を悟り、廻りを管理栄養士、フィジカルコーチ、アナリストチーム、ポジション別スペシャリストのコーチ陣で固めた。そしてそのスペシャリスト達を監督は勝利というベクトル(方向性)で大きな矢に束ねた。

今後は、アナリスト(ゲーム分析)活動がより重要になると思う。更には、ゲーム分析だけでなく、大局的な「最新の世界バレーボールの状況」の把握が必要であろう。日本のバレーボール界が世界に見られている以上に、日本は世界を見ていなければならない。

スポーツマネジメントの要素は、「人・もの・金、そして情報・価値」である。


2/7のジャパンタイムズの記事は下のURLから読むことができる。
http://www.japantimes.co.jp/sports/2014/02/07/more-sports/volleyball-coach-sato-speaks-out-after-dismissal/#.Uv7DJppWFjp

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