異国の結婚式というのは実に興味深い。とりあえず、インターネットでカンボジア式結婚式(wedeing party)でのマナーに関する最小限の知識を仕入れて出かけて行った。懐には、お祝金も入れた。
私のアパートメントまで出迎えに来てくれたのは、ナショナルチームのアシスタントコーチのヒムである。彼も今年で34歳、そろそろ身を固めてもよそうな年頃である。車はチームで使っているミニバンであった。
助手席に華やかなドレスで身を包んだ妙齢の女性が座っている。どうも、彼の婚約者らしい。カンボジア語でちょっと彼女に聞いてみた。住んでいるのはヒムのチームの近くだという。なるほど・・・。事務所で働いているようだ。私の怪しげなカンボジア語でも何とか通じている。
アパートメントから15分ほどして結婚式場に着いた。
(途中には小さな遊園地がある) |
(平屋で大きなホールが「コピッチ・シアター」という展示場。ここを4つに区切って結婚式や各種イベントを行っている) |
(途中にあるホテル。「ナーガ・ホテル」というカジノもあるホテルである。玄関を入ると、すぐポーカーやルーレットなどのカジノ場だ。タイランドからの観光客も多い) |
(日本で言えば、高級住宅街のある田園調布ですかね) |
さて、結婚式であるが、招待状には、4:30からと明記されているが、主な参列者は、夕方6:00からの結婚披露宴を目指して集まってくるようだ。要は、食事がお目当てなのである。
会場には、700人が座れるテーブル席が準備されている。6:00スタート時は写真のようにテーブルは、まだ1割ほどしか埋まっていなかったが、30分後には満席になった。
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輸入品のウイスキー(バレンタイン)が人気がある。まず、ウイスキーをグラスに注ぐ、次に炭酸で割る。そこに氷係りがすかさず氷を入れる。私の隣に座った警察関係者は、氷を入れてもらうたびに、酔いも手伝ってか5㌦紙幣のチップをバンバン渡す。随分とキップが良い。従って、彼の周りには常に氷係りが付従うようになる。
とにかく、すぐ「乾杯!」が始まる。話好きの国民性なので、次第に立って話すようになる。立つのに疲れてくると、座る。食べているか、話しているか、一時も黙っていない。
新郎新婦は、お色直しに忙しい。参列者は、あまり新郎新婦に関心がない様子で、とにかく食べて、飲んで、この一夜を楽しんでいる。ステージでは歌手が延々と歌っている。宴が始まって2時間してダンスタイムの時間である。ジルバやチャチャチャが人気である。
参列者の服装であるが、日本のように黒服ではない。男性たちは、中にはカンボジア名産のシルクのシャツを着てくる人もいるが、ほとんどは清潔な長袖シャツを着て出席している。女性たちは、対照的に華やかなドレスを身にまとっている。画像に撮ろうと思ったら、バッテリーが切れていた。
参考に、こちらの人気女優さんの画像を載せておこう。
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