2014年11月2日日曜日

01,Nov.2014 Cambodian wedding receptionに招待された

カンボジアの結婚披露宴に招待された。初めてのことである。

異国の結婚式というのは実に興味深い。とりあえず、インターネットでカンボジア式結婚式(wedeing party)でのマナーに関する最小限の知識を仕入れて出かけて行った。懐には、お祝金も入れた。

私のアパートメントまで出迎えに来てくれたのは、ナショナルチームのアシスタントコーチのヒムである。彼も今年で34歳、そろそろ身を固めてもよそうな年頃である。車はチームで使っているミニバンであった。

助手席に華やかなドレスで身を包んだ妙齢の女性が座っている。どうも、彼の婚約者らしい。カンボジア語でちょっと彼女に聞いてみた。住んでいるのはヒムのチームの近くだという。なるほど・・・。事務所で働いているようだ。私の怪しげなカンボジア語でも何とか通じている。

アパートメントから15分ほどして結婚式場に着いた。
(途中には小さな遊園地がある)

(平屋で大きなホールが「コピッチ・シアター」という展示場。ここを4つに区切って結婚式や各種イベントを行っている)
今年の5月にオープンした日本のイオンショッピングモールのすぐ近くに結婚式場はあった。正式な地名は「ダイヤモンド・アイランド」と呼ばれる新興開発地域である。

(途中にあるホテル。「ナーガ・ホテル」というカジノもあるホテルである。玄関を入ると、すぐポーカーやルーレットなどのカジノ場だ。タイランドからの観光客も多い)
 
 アイルランドなので、そこは島である。島には橋で渡る。トンレサップ川とメコン川のちょうど合流地点にある島で、まずは結婚式場やホテル、レストランが営業を開始している。更には商業タワー、高級住宅街が建設中である。一見すると東洋のパリのような光景が広大な島全体に広がっている。

(日本で言えば、高級住宅街のある田園調布ですかね)
 
プノンペン市内のひしめき合った商店街とは趣が全く違う。最近では、若いカップルのデートコースになっているらしい。

さて、結婚式であるが、招待状には、4:30からと明記されているが、主な参列者は、夕方6:00からの結婚披露宴を目指して集まってくるようだ。要は、食事がお目当てなのである。

会場には、700人が座れるテーブル席が準備されている。6:00スタート時は写真のようにテーブルは、まだ1割ほどしか埋まっていなかったが、30分後には満席になった。



食事は、伝統的なクメール料理のフルコースである。飲み物は、輸入品の缶ビールもあるが、
輸入品のウイスキー(バレンタイン)が人気がある。まず、ウイスキーをグラスに注ぐ、次に炭酸で割る。そこに氷係りがすかさず氷を入れる。私の隣に座った警察関係者は、氷を入れてもらうたびに、酔いも手伝ってか5㌦紙幣のチップをバンバン渡す。随分とキップが良い。従って、彼の周りには常に氷係りが付従うようになる。

とにかく、すぐ「乾杯!」が始まる。話好きの国民性なので、次第に立って話すようになる。立つのに疲れてくると、座る。食べているか、話しているか、一時も黙っていない。

新郎新婦は、お色直しに忙しい。参列者は、あまり新郎新婦に関心がない様子で、とにかく食べて、飲んで、この一夜を楽しんでいる。ステージでは歌手が延々と歌っている。宴が始まって2時間してダンスタイムの時間である。ジルバやチャチャチャが人気である。

参列者の服装であるが、日本のように黒服ではない。男性たちは、中にはカンボジア名産のシルクのシャツを着てくる人もいるが、ほとんどは清潔な長袖シャツを着て出席している。女性たちは、対照的に華やかなドレスを身にまとっている。画像に撮ろうと思ったら、バッテリーが切れていた。

参考に、こちらの人気女優さんの画像を載せておこう。




 
 


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