カンボジアだけでなく、東南アジア諸国では、ほとんどの家の庭に見られる植物はバナナと椰子の木。一度植えたら、そのまま放っておいても育ってしまう、手要らずの植物である。
昨夜のスペシャルメニューが効いたのか、今朝はすこぶる体調が良い。
I feel much beer. おっと、これは間違い(笑)。Beer(ビール)ではなく、better(より良い)であった。
I feel much better than yesterday. (昨日より体調が良いです)
行きつけのCafeでフルーツジュースを飲んだ後、アパートメントに入る前に道端に移動式椰子の実ジュースを販売しているおじさんがいたので1つ購入した。椰子とはココナッツである。このおじさんの販売の仕方は工夫されていて、分厚い椰子の表皮をナタで剥いた白い実を簡易冷蔵庫(おおきな氷を普通の木箱の中に入れたもの)に数個入れて冷やしてある。冷やしたほうがおいしいからだ。
実をそのまま持って行ってもよいが、ごみになるだけなので、中身だけ袋に入れてもらった。実の内側に付いているココナッツミルクも削いで袋の中に入れてもらった。おお・・・なんかカンボジア人みたいだ。
すぐ脇にいた現地の中学生らしき4人の子供たちも「この外国人は只者ではないぞ」というような目つきで私の買い物行動を見ていた。私が現地語しか話せないおじさんの請求するお金を間違いなく支払うと、子供たちは「おお・・・カンボジアの数字を理解しているぞ」というような感嘆の声を小さくあげて全員がにっこりと微笑んだ。日本円で40円ぐらい。
この椰子の実ジュースは、歌手のマドンナも愛飲しているという。彼女の場合は、若い椰子の実のジュースということである。新鮮なのは少し高い。
中年の域に入ったマドンナが眼を付けたのは、椰子の実ジュースの成分である。椰子の実は、カリウム、ナトリウム、カルシウム、リンなどのミネラルを豊富に含んでいる。味は、日本で販売されているポカリスエットに似ている。
(白くクラゲのように浮かんでいるのが、実の内側にあるココナッツミルク。おじさんがヘラでそぎ落としてくれたものだ。量はこのコップで3杯分ある) |
シャワーの後に、冷蔵庫で更に冷やした椰子の実ジュースを飲むと体の芯から元気が出てくる。
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