2014年11月20日木曜日

19,Nov.2014 Seminar in Bangkok - Day 4

午前中の理論の時間は、若いタイ人コーチたちにはつまらなそうであったが、午後の実技の時間になると元気になっている。

(会場になっている大学の施設の1つであるスポーツ事務所。2階が研修施設、3階にバレーとバスケットの観客付のコートがある。つまり、ここがFIVBタイランドのバレーボール普及センターとなっている。昼食と夕食もここでケータリングで採っている)
(玄関にある、現在の催し物のお知らせ)



(上肢の指、手首、肘だけを使ってのセッターの特別練習)


(ライト方向にも上げる。この時、ボールを捉える位置に注意。右目、右肩、右腰の一直線上でボールを捉えることが大事。そのことで、体の面はレフト(#4)を向いているものの、相手のブロッカーが味方レフトの正面に移動したら、すかさず右肩上からライト方向にセットする。
 
夜には、タイランド協会が、ウエルカムパーティを開いてくれた。協会会長、専務理事も同席し、専務理事自らまずタイの歌を数曲披露。拍手すると、またもう1曲と、ご本人はサービスのつもりで結局オープニングから5曲歌い続けた。


私も、日本人として負けてはいられない。日本の歌を「骨まで愛して」「はなみずき」と歌っていった。いつも私と行動を一緒にしているオマーンとモルディブから来た受講者にはダンサーを無理やり務めさせた。
(パーティ会場の玄関前には像のレプリカが置かれていた。牙だけは本物であった。いわゆる象牙である。最近この牙の売買のために像が密猟者に乱獲されているようだ)
 

(私の右側がモルディブ人。数年前に日本の国際交流基金から派遣された大阪市立大学の南先生は素晴らしいコーチだったとしきりに称賛していた。左側がオマーン人。高校の教員だが王族の出身のようださらに左側が日本の大学教員の内田さん。10年前から毎年のように講習会に参加している。タイランド協会とはツーカーの関係である。タイ語も結構しゃべれる。このような人が日本のバレー界では貴重な存在である。世界は広い。知らないことの方が多い)
タイバレーボール協会は、学習時間とリラックスする時間を上手く組み合わせて、トータルとしてこれがセミナーということなのであろう。また、オープニングセレモニー、ウエルカムパーティに会長、専務理事が出席するということは、この国では会場が首都ということもあり、当たり前のことなのであろうが、海外から受講に来ている人たちには好印象を持たれる。日本でFIVB主催のコーチ養成講習会をここ4年間で2つほど開催したが、会長や専務理事(事務局長)が出席することはなかった。タイバレーボール協会に見習う点であろう。




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