以前から、ここのブログでこの国の人達のコミュニケーション不足のことを述べてきた。
今週は、毎日のように、またしてもそのことを痛感させられたことが多く、少し疲れた。
郷に入りては、郷に従え。
そのことは理解しており、尊重もしている。しかし、私の中で、これでは世界の中で闘えないという思いもある。日本と比べているのではない。手の届かない高いレベルを求めているのではない。
私の求めているのは、いわゆる「ほう・れん・そう」であり、「安全」であり「清潔」「整頓」「秩序」である。
前触れもなく、突然かかる会議招集。その会議では、不必要に長い話しが多い。会議中でも下を向いてスマホを見ている省の役人。根拠のない言い訳。不衛生なトイレ、注意しても注意してもボールを床の上に置きっぱなしにする選手達。時間通りに集合しない選手達。挨拶を交わさない若者達、交通ルールを守らない一部の一般市民、それ故の朝晩の交通渋滞・・・。
しかし、そこで妥協してしまったら改善はできない。「改善:KAIZEN」もいまや世界語になっている日本語である。彼らが習慣づくまで、私は自分から身を持って示し続けることで「KAIZEN」されると信じている。
最近では、練習の始まりは、きちんと時間通りに始まるようになった。小さなKAIZENであるが、大きな進歩だ。
内戦の起きる前の1960年代のこの国は貧しくとも清潔な国であった。内戦で失った一番大きなものは、教育や躾であったのかもしれない。
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