2015年3月25日水曜日

24,March 2015 Airbus crashed in French Alps   

乗客、乗員合わせて150名を乗せたドイツ格安航空(LCC)ジャーマンウィングス旅客機がフランスのアルプスに墜落しました。全員が死亡したということです。修学旅行中の子供たち16名もその中に含まれています。

私は、そのころ、日本での一時帰国を終えて、成田空港からベトナムのホーチミン市空港で航空機を乗り換えて、プノンペンに離陸する頃でした。

定刻時間を30分過ぎても、飛行機はなかなか離陸しません。機内は、エアコンが故障したということで修理に時間を取られているところでした。ベトナム航空でも、こういうトラブルはあるんだなと思いました。

そして、何かいやな予感がしました。エアコンが故障するくらいだから、飛行中にエンジンが停止するかも知れない。最近、アジア地域で航空機事故は多い。ふと、1985年御巣鷹山に日航機が墜落し乗員500数名が一瞬にして亡くなった日を思い出しました。その日、私は全日本高校選抜男女バレーボールチームと一緒にハワイでの環太平洋選手権大会に出場するために羽田から離陸する寸前でした。

選手には女子の大林素子や男子の蔭山など、その後全日本シニアで活躍する選手が多数いました。大会では男女とも優勝という快挙を達成しました。

定刻になっても、なかなか離陸せずに機体検査を念入りにやっているようでした。その時点で御巣鷹山には墜落した情報がパイロットには入っていたのでしょうね。そして離陸。ハワイに到着してロビーで見た新聞のトップには墜落現場の写真が大きく載っていました。

ホーチミン市空港でも、何か変でした。プノンペンに着くまで、たかだか45分ほどでしたが、着陸するまで「これが最期かな・・・」という不安な気持ちでした。

一瞬にして、命を亡くされた乗客と乗員の方達、そしてご家族、関係者の方々に心より哀悼の意を表します。他人事とは思えません。

合掌 

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