本日は、2011年11月11日。100年に1回だけ11.11.11と揃い踏みする日だ。全国各地で縁起担ぎのイベントが行われた。地方の鉄道会社では、切符に11.11.11と印刷して記念に販売したところも多かった。11.11.11.11.11.11(2011年11月11日11時11分11秒)に婚姻届を出したカップルもいたようだ。他には、形が似ていることから、お箸(はし)の日とか、電池の日とか、この日を毎年記念日としているようだ。
エジプトのピラミッドで良くないことが起きるとか、流言(りゅうげん:根拠のない噂)もあった。この日、日本のプロ野球界では何とも稚拙な記者会見があった。ジャイアンツ球団代表の記者会見である。球団代表が、突然、文部科学省のプレスルームにて、球団会長であり、読売グループの会長でもある渡邉恒夫氏を糾弾したのである。いわゆる組織のワンマン上司を、その部下が記者会見という形で弁護士を帯同して訴えたのである。プロ野球団体を管轄しているのは、文部科学省であるから、会見に集まった記者の人たちは、プロ野球のジャイアンツで甚大な事件でもあったのか?覚せい剤か暴力団との関係か?と思ったそうだが、つまらない内部抗争で白(しら)けたそうだ。
喜んだのは、普段ストレスで上司に鬱憤(うっぷん)が溜まっている街のサラリーマンのオジサン達、部数を伸ばす好機と捉えたスポーツ新聞社、読売グループのライバルメディアだけでしょうね。特に朝日新聞社は、社会面とスポーツ面で大きく取り上げている。TVアサヒでも特集を組むのでしょうね。
迷惑なのは、始まったばかりの日本シリーズを楽しみにしていた関係者、ファンでしょうね。何故、この時期につまらない内部抗争を表面化させるのか、とんでもない、と思っているでしょう。
つまらないと言えば、World CupのTV放映もそうだ。選手達が芸能タレント化されている。大会そのものが、バラエティ番組というコンテンツになっている。選手達は歯を食いしばって頑張っている。体の故障を押してでも、ファンの期待に押しつぶれそうになりながらも頑張っている。しかし、コート上の緊迫感がTV画面では芸能バラエティ番組になって我々は見せられている。
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