ワールドカップのキューバとの試合は、ビデオで観ようと決め、夜は我がソフトバレークラブの練習に出かけた。実は、1週間前から利き腕の肩関節が痛い。靱帯の骨に付着している部分が炎症を起こしているようだ。首筋も張っている。今夜の練習は、スパイカーの役目はやめて、セッター役とレシーバーを行った。サービスは左手で打った。4年目も同じような症状が出て、左手でスパイクなどを打って、結果として、両手の器用性が増した。
今週末には、ママさんチームの指導もあるし、京都府でのソフトバレー・リーダー養成講習会がある。講習会では実技で見本も示さなければならない。肩を温存しておかなければならない。残念なのは26日の春高バレー東京都予選会に行けないことだ。特に男子の東洋高校が第一代表を獲得できるかどうか一抹の不安を抱いている。
さて、ソフトバレーの練習を21時に終え、自宅に戻ってビデオを観た。結果はキューバに敗退であった。これで、3連敗である。原因は、ゲームの基本であるサービスとレセプション(サーブ・レシーブ)である。積極的なサービスのミスに関しては、私は悪くないと考えている。男子の場合、チャンスサービス入れたら、確実に身長2mクラスのミドル・ブロッカー(従来はセンタープレーヤーと呼称していたが、最近の役割はスパイクを打つ数が少なく、ブロックへの役割が多くなってきたのでこのような呼び方となった)にクイックで決められてしまう。通常、クイックに対するブロックは1枚だから、クロスとターン打ちを使い分ければ、1枚ブロックを抜くことはそんなに難しいことではない。・・・おっと、こんなことを打っていると文章が長くなってしまう。
それにしても、キューバは若返った。エースが、まだ高校生で、しかもチーム・キャプテン(主将)であったのには驚いた。北中米選手権大会でUSAを破って優勝したのだから恐れ入る。28年前のワールドカップ(日本開催)の時、仕事でキューバの宿舎である品川プリンスホテルに行ったことがある。その当時からキューバの選手達は良く跳んでいた。彼らを「跳人(ちょうじん)」と名付けたのは、解説をやっていた松平康隆氏であった。ホテルに行くと、なんと彼らはパンツ一枚で廊下で飛び跳ねているではないか。高級ホテルに宿泊して嬉しさが爆発したのであろうか、天井に頭をぶつけたり、壁にとび蹴りしてみたり、褐色の肌のバッタがピョンピョン飛び跳ねているようであっけにとられた。おっと、歳をとると昔のことが思い出される。マルチネス選手は、182cm位であったが、サージェントジャンプでも1m跳び、スパイク時には、ネット上お腹あたりまで出て、ボールをブロックの上から打っていた。腕も長く、立っていると手の指は膝頭よりも下の方にあった。彼は「跳人」というよりも「超人」、いや「鳥人」であった。
今夜はこのあたりで、おやすみなさい。
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